車をぶつけられた際の修理代はいくら？保険は利用するべき？

車を運転していれば、残念ながら事故に遭遇する可能性があります。事故が起こった際、車の修理代や自動車保険の利用について知識をつけておくと非常に役立ちます。

特に事故の過失割合や車の修理の選択肢について知っておけば、より経済的に車を修理することが可能です。

そこで本記事では、車をぶつけられた際の修理代相場や事故の過失割合、保険利用の注意点、そして経済的により安く車を修理する方法について詳しく解説します。

車をぶつけられた際の修理代相場

事故による車の損傷の程度はさまざまで、それに応じて修理代も大きく変わります。軽度の損傷であれば数千円〜数万円程度で対応可能ですが、重度の損傷の場合、修理代は数十万円以上になることも珍しくありません。

以下では、車のパーツ・損傷具合・修理業者別に修理代相場をお伝えしていくので、まずは相場料金について理解を深めていきましょう。

バンパー擦り傷の修理代

	バンパーの擦り傷（10cm以内）	バンパーの擦り傷（20cm以内）	バンパーの擦り傷（20cm以上）
ディーラー	15,000円～25,000円	25,000円～35,000円	35,000円～
カー用品店	10,000円～20,000円	20,000円～30,000円	30,000円～
板金業者（※）	2,480円	5,500円	7,980円～

ドア擦り傷の修理代

	ドアの擦り傷（10cm以内）	ドアの擦り傷（20cm以内）	ドアの擦り傷（20cm以上）
ディーラー	35,000円～45,000円	45,000円～55,000円	55,000円～
カー用品店	25,000円～35,000円	35,000円～45,000円	45,000円～
板金業者（※）	27,500円	33,000円	37,500円～

ボディ擦り傷の修理代

	ボディの擦り傷（10cm以内）	ボディの擦り傷（20cm以内）	ボディの擦り傷（20cm以上）
ディーラー	35,000円～45,000円	45,000円～55,000円	55,000円～
カー用品店	25,000円～35,000円	35,000円～45,000円	45,000円～
板金業者（※）	27,500円	33,000円	37,500円～

バンパー凹み傷の修理代

	バンパーの凹み（10cm以内）	バンパーの凹み（20cm以内）	バンパーの凹み（20cm以上）
ディーラー	25,000円～35,000円	35,000円～45,000円	45,000円～
カー用品店	20,000円～	30,000円～	40,000円～
板金業者（※）	16,500円	22,000円	27,500円～

ボディ凹み傷の修理代

	ボディの凹み（10cm以内）	ボディの凹み（20cm以内）	ボディの凹み（20cm以上）
ディーラー	60,000円～	70,000円～	80,000円～
カー用品店	40,000円～	50,000円～	60,000円～
板金業者（※）	33,000円	44,000円～	55,000円

ドア凹み傷の修理代

	ドアの凹み（10cm以内）	ドアの凹み（20cm以内）	ドアの凹み（20cm以上）
ディーラー	60,000円～	70,000円～	80,000円～
カー用品店	40,000円～	50,000円～	60,000円～
板金業者（※）	33,000円	44,000円～	55,000円

車をぶつけられた際の修理代はどうやって決まる？

車をぶつけられた際、必ずしも修理代を全額負担してもらえるとは限りません。修理代の負担額は事故が起こった際の「過失割合」によって決まります。

過失割合とは、発生した事故に対する責任（不注意・過失）を割合で表したもの。一般的に、過失割合は双方の加入している保険会社が話し合いで決定します。場合によっては、車をぶつけられた被害者であっても「過失」があると判断されるケースもあるので注意が必要です。

車をぶつけられた際は、以下2パターンの過失割合が考えられます。

1.過失割合「10：0」のもらい事故
2.被害者側にも過失がある

それぞれのケースでの修理代負担額について詳しく解説していきます。

1. 過失割合「10：0」のもらい事故の場合

交通事故には、過失割合「10：0」のもらい事故があります。もらい事故の事例は以下のとおりです。

・赤信号で停車中に後ろから追突された
・駐車場内に適切に駐車していたら車をぶつけられた
・対向車がセンターラインを越えて衝突した

もらい事故で過失割合が「10：0」の場合、被害者側に責任はないので、加害者（相手側）の保険会社から修理代が支払われます。

これだけ聞くと安心しますが、もらい事故の場合、被害者が加入している保険会社は示談交渉を行えません。これは弁護士法第72条に定められた規定に基づくものです。そのため、もらい事故の場合は被害者自ら加害者の加入している保険会社と示談交渉する必要があります。万が一、加害者が任意保険に加入していない場合は、途中で連絡がつかなくなり適切な慰謝料を受け取れない可能性もあるので注意が必要です。

また、もらい事故の場合でも車の損傷具合によって補償金額は異なります。

損傷具合	詳細	補償金額
分損	修理代が車の時価額より低い場合	全額補償
全損	・修理不可の損傷 ・修理代が車の時価額より高い場合	時価額までの金額を補償

※車の時価額は「オートガイド自動車価格月報（通称レッドブック）」により決められる

「分損」の場合は修理代の全額が補償対象ですが「全損」の場合は車の時価額までが補償対象です。たとえ、過失割合が10：0のもらい事故でも、全損で時価額が低い場合は、修理代を全額負担してもらえない可能性もあるので注意しましょう。

2. 被害者側にも過失がある場合

過失割合が「（加害者：被害者）7：3」など、被害者にも過失がある場合は修理代を全額負担してもらえない可能性があります。たとえば、修理代が100万円の場合、7割（70万円）は負担してもらえますが、過失分の3割（30万円）は自己負担になります。

車をぶつけられても、過失割合によって修理代の負担額が変わってくるので注意しましょう。

車の保険修理のデメリット

保険を利用した車の修理には、いくつかのデメリットがあります。具体的には、等級が下がることによる将来の保険料の増加、請求プロセスの複雑さ、保険会社の指定工場での修理品質などです。車をぶつけられた際に保険を利用する場合は、これらの点を考慮する必要があります。

また、過失割合に応じて相手側から支払われた修理費の範囲内で修理ができれば、余計な出費を可能な限り抑えることができます。そのため、車の修理に保険を利用するかどうかは慎重に判断するべきでしょう。

板金業者での修理のメリット

板金業者での修理は、ディーラーやカー用品店と比べ、コストパフォーマンスの高さ、修理品質の高さ、迅速な対応などが大きなメリットです。

車の修理を専門とするのが板金業者なので、質の高い仕上がりを期待でき、修理業者のなかでは比較的安く修理ができます。

自費修理と保険修理の比較が重要

車をぶつけられた際の修理については、自費で修理する場合と保険を利用して修理する場合の長期的なコストを比較することが大切です。

特に過失が少ない場合や軽微な損傷の場合、自費での修理の方が経済的な選択となることが多いです。

自費修理を選択する場合は、上述したとおり板金業者での修理がおすすめです。

車の修理が安い！板金業者ムーンショットとは？

日本では全国さまざまな板金業者が競争しており、そのなかでも修理費用が安く品質も高い業者を探すことは簡単ではありません。

東京、神奈川、埼玉地域をメインにサービスを提供している板金業者ムーンショットでは、バンパーの擦り傷（10cm以内）修理がたったの2,480円で可能です。

ムーンショットは業界最安級で品質の高いサービスを提供しており、低価格高品質を強みとしています。

お客様からのレビューや評判も良く、以下のように多くのお客様から感謝や満足のお声をいただいております。

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まとめ

車をぶつけられる事故に遭遇した際は、複数の選択肢を検討する必要があります。過失割合、修理の程度、保険の利用などを考慮し、最適な選択をすることが重要です。

過失割合が10%など低い場合は、保険修理よりも自費修理した方が長期的に見て経済的なケースがほとんどです。

特に車の修理を専門とする「板金業者」では、低価格・高品質な修理が期待できます。

板金業者ムーンショットでは、最安2,480円〜で車の修理が可能なので、ぜひお気軽にご相談ください。