車のフレーム歪み修理にかかる費用とは?気になる修理代を詳しく解説
2025年04月01日
接触事故の衝撃で、車のフレームがゆがんでしまうケースがあります。車のフレームは修理することができるのか、修理にかかる費用はどのくらいなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、車のフレーム修理や気になる費用について詳しく解説していきます。車のフレームがゆがんで困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも車のフレームとは

車のフレームとは、いわゆる「枠組み」のことで、車の形状を保つ上でもっとも重要なパーツです。
土台となるフレームがゆがむと、車がバランスを取れず正常に走行することは難しくなるため、接触事故などでフレームがゆがんでしまった場合は、早急に修理するようにしましょう。
また、車のフレームは車検の対象でもあるので、注意が必要です。
車のフレームが歪むと危険な状態になる
通常、車はまっすぐ走行できるように設計されています。しかし、フレームが歪みとまっすぐ走行できなくなり、そのまま放置していると危険な状態になります。
例えば、
・片側のタイヤに負荷がかかり、偏摩耗を起こす
・パネルの間に隙間ができる
・ドアの立て付けが悪くなる
・雨漏りする
などの状態になる可能性があります。
とくに、タイヤの偏摩耗は事故につながる危険な状態です。車のフレームが歪んだ場合は、早急に修理するようにしましょう。
フレームの異常を知らせるサイン
フレームが歪みと車にさまざまな影響が出ますが、見ただけではフレームの歪みに気づかないケースもあります。その場合は、下記の症状が出たらフレームの歪みを疑いましょう。
・ハンドルを切ってないのに曲がる
・凹凸のある道を走行すると不安定になる
・タイヤの摩耗が急に早くなる
・走行中の振動が大きい
まっすぐ走行できないのはフレームが歪んでいる可能性があります。他にも、凹凸のある道を走行するときに不安定になる、振動が大きいなどを感じたら、フレームに異常があるサインです。フレームの歪みは非常に危険なものなので、異常を発見、もしくは感じたらすぐに修理を検討しましょう。
車のフレーム歪みは車検に影響する

車のフレームが歪むと、車検に通りません。フレームの歪みは車の走行に影響を与え、安全や走行ができなくなる可能性があるからです。
車検では安全に公道を走行できるかどうかを見られるため、フレームに歪みがあるとまず通ることはありません。また、フレームは車の骨格にあたります。フレームが歪むとほかのパーツにも影響を与える可能性があるので注意しましょう。
車のフレームが歪む原因
車のフレームが歪む原因はいくつかあります。たとえば、以下のようなケースです。
・衝突事故による車体損傷
・縁石やブロックに乗り上げ、ぶつける
・側溝への脱輪
車のフレームが歪む主な原因は、衝突事故によるものです。そこまで衝撃の大きい衝突事故でなくても、フレームに損傷が生じているケースもあります。
また、縁石への乗り上げや側溝への脱輪などの自損事故でもフレームが歪んでしまうことがあります。一般的に、経年劣化によってフレームが歪むことはないので、衝突事故や自損事故があった際はすぐに専門業者に相談しましょう。
意外と知らない!車のフレームは2種類ある

意外と知られていませんが、車のフレームには「ラダーフレーム構造」と「モノコックフレーム構造」の2種類があります。それぞれで特徴が異なるので、ひとつずつ見ていきましょう。
ラダーフレーム構造
ラダーフレーム構造とは、ラダー(はしご)に似たフレームにボディを乗せ車体を作る構造で、古くから採用されています。特徴は、フレームが独立しているため、とても頑丈で外部からの衝撃に影響されにくいこと。そのため、悪路を走るクロスカントリー(クロカン)や4WD(4輪駆動)などの車種に多く使われています。
しかし、頑丈な一方でフレーム自体が重くなるというデメリットがあります。フレームの重さは燃費にも影響するため、この後紹介するモノコックフレーム構造よりも燃費は悪くなりやすいでしょう。
モノコックフレーム構造
ラダーフレーム構造とは逆に、フレームとボディが一体となっているのがモノコックフレーム構造です。使用する部品が少なく、ラダーフレーム構造よりも軽量なのが大きな特徴。また、受けた衝撃を車体全体に分散させることで、運転手や同乗者への衝撃を緩和する効果もあります。
デメリットは、強い衝撃を受けるとフレームが大きくゆがんでしまう可能性があることです。大きなゆがみは修理にも影響するので、頭に入れておきましょう。
車のフレームは自分で修理できる?

擦り傷修理とは違い、車のフレーム修理や車の構造を理解していて、なおかつ修理技術に長けていないと難しいものです。状況によっては、車体の下から修理をするケースもあるため、初心者は無理せずプロに相談することをおすすめします。
修理費用を抑えるために、なるべく自分で修理したいと考える方もいると思いますが、下手に修理してひどくなると余計に修理費用はかかってしまいます。車のフレームがゆがんだ場合、まずはディーラーや板金業者などのプロに相談するようにしましょう。
車のフレーム修理にかかる修理費用

車のフレーム修理にかかる費用は、損傷具合によっても金額は大きく変動し、そこまで損傷がひどくなければ10万円程度で修理できることもあります。
しかし、車のフレーム修理は、フレームだけでなく周囲のパーツの脱着作業なども含まれるため、10万円~100万円程度になることを覚悟しておきましょう。
また、自走できないほどの損傷の場合は100万円を超えることもあるので、注意が必要です。
ゆがみがあれば買い替えも検討
フレームがゆがんでいる場合、乗っている車にそこまでこだわりがなければ買い替えも選択肢のひとつです。
先述したように、車のフレーム修理は高ければ100万円を超えることもあるため、新しくキレイな車を購入したほうが心も満たされる可能性があります。
一度プロに相談してみて、修理代によっては買い替えも検討してみてはいかがでしょうか。
車のフレーム修理にかかる期間
車のフレーム修理は、損傷具合や専門業者の混雑具合によって修理期間が異なります。フレームの歪みが軽度であれば、1~2日程度で終わることもありますが、歪みが重度の場合は1か月以上かかるケースもあります。
もちろん、修理期間中は車に乗ることができません。生活に支障をきたす場合は、専門業者に相談して代車の手配も同時に行いましょう。
歪んだ車のフレームはどこに依頼するべき?

歪んだ車のフレームは、専門業者に依頼するのがベストです。しかし、重要なのは専門業者選び。依頼する専門業者によって、対応や修理の質などが変わってきます。後々後悔しないためにも、専門業者選びは慎重に行いましょう。
歪んだ車のフレーム修理を依頼できる専門業者は、以下の3つ。
専門業者 | 修理代の安さ | 技術力 | 対応スピード |
ディーラー | × | ◎ | △ |
カー用品店 | △ | △ | △ |
板金業者 | ◎ | ○ | ◎ |
カー用品店は、フレームの歪みなど、複雑な修理内容の場合引き受けてもらえないケースがあります。そのため、ここではディーラーと板金業者について詳しく紹介していきます。
信頼と実績のディーラー
メーカーの正規販売店であるディーラーは、信頼と実績が大きな強みです。また、技術力も高く、安心して修理を依頼できます。
しかし、ネックなのは修理代の高さです。ディーラーは、依頼を受けてから提携している修理工場に送られるため中間マージンが発生します。そのため、どうしても修理代が高くなる傾向にあります。修理代が高くなっても、信頼できる業者に任せたいという方はディーラーを選択しましょう。
▶関連記事:ぶつけられた車の修理はディーラーがベスト?知っておきたい注意点
安さと速さの板金業者
ディーラーとは違い、修理代が比較的安く、対応スピードも速いのが板金業者です。フレーム以外のパネルが損傷していた場合も、安く修理してもらえるのは大きなメリットといえるでしょう。
しかし、店舗によってはフレームの損傷が大きい場合は対応してもらえないことがあります。板金業者を選択する際は、事前にフレームの歪みに対応しているか確認しましょう。
歪んだ車のフレームを修理する際の注意点

歪んだ車のフレームを修理する際には、注意したいポイントがいつくかあります。
・修理する前に見積もりを取る
・フレーム修理は査定額に大きく影響する
詳しく解説していきます。
修理する前に見積もりを取る
車のフレーム歪みを修理する際は、必ず見積もりを取ってから依頼するようにしましょう。
車のフレーム修理は、安ければ10万円以下で収まりますが、損傷具合によっては100万円を超える可能性もあります。歪みが軽度なのか重度なのかは、素人ではなかなか判断がつきません。そのため、必ず見積もりを取って、プロの判断を仰ぎましょう。
また、中には悪徳な専門業者がいるかもしれません。見積もりは複数社から取り、修理代が適切かどうかのチェックも行いましょう。
フレーム修理は査定額に大きく影響する
車の骨格部分に該当するフレームは、歪み修理を行うと事故車扱いになります。
事故車扱いの車は査定時に「修復歴あり」の評価を受けるため、査定額がガクッと下がってしまいます。「修復歴車」と「修理歴車」の違いを以下の表にまとめました。
詳細 | 表示義務 | 査定への影響 | |
修復歴あり | フレームなど、車の骨格部分に欠陥や損傷があり、交換・修復した履歴のある車 | あり | 影響あり |
事故歴あり | 事故に遭ったことがある車 | フレームに影響がなければ表示義務なし | フレームに影響がなければそこまで大きな影響はなし |
修理歴あり | 車体への傷やへこみなど、フレーム以外を修理した履歴のある車 | なし | 大きな影響はなし |
バンパーやボディなどの傷を修理したぐらいでは査定に大きな影響はありませんが、フレームなどの骨格部分の修復を行った場合は査定に大きく影響します。ちなみに、車のフレームとは以下のようなパーツを指します。
・サイドメンバー
・クロスメンバー
・インサイドパネル
・ピラー
・フロア
・ダッシュパネル
・ルーフ
パーツの名称だけ聞いても分かりづらいと思うので、気になる方は専門業者に「フレームに損傷はあるか」確認してみてください。
車のフレーム修理はムーンショットにご相談ください!

車の修理代は高く、ディーラーの場合、ちょっとした傷でも3万円~5万円近くかかってしまうこともよくあります。
修理代の安さを求めるなら板金業者がおすすめですが、中でも激安価格でサービスを提供しているのがムーンショットです。
バンパーの擦り傷(10cm以内)は驚愕の2,480円となっています。「車の修理は高い」と思っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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まとめ
車のフレームには、「ラダーフレーム構造」と「モノコックフレーム構造」の2種類があり、強度や歪みやすさなどが異なります。
フレームが歪むと「まっすぐ走行できない」「バランスが悪くなる」などの症状が出ますが、見た目では気づきづらい場合もしばしば。
そんな時は、下記のフレーム異常を知らせるサインを参考にしてみてください。
・ハンドルを切ってないのに曲がる
・凹凸のある道を走行すると不安定になる
・タイヤの摩耗が急に早くなる
・走行中の振動が大きい
フレームの歪みを放置することはとても危険なことなので、異常に気づいたらすぐに専門業者に相談して修理してもらいましょう。
小さいフレームの歪みなら10万円程度が相場ですが、歪みが大きい場合は100万円以上かかるケースもあります。
そのため、少しでも修理代を安くしたい方は、激安板金を提供しているムーンショットにご相談ください。
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