車の塗装にかかる費用相場を徹底解説!なぜ塗装は費用が高いのか
2024年03月09日
「車に傷がついて塗装が剥がれた…。」「ボディカラーを違う色に変えたい」
しかし、修理や塗装にかかる費用が気になって、なかなか動き出せないという方も多いはずです。
そこで、この記事では車の塗装費用に関する情報を詳しく解説していきます。
車の塗装を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
車の塗装にかかる費用の相場とは
車の塗装には、一部分のパーツのみを塗装する「部分塗装」と車全体を塗装する「全塗装」の大きく2つがあります。
もちろん、塗装する面積の大きい「全塗装」のほうが費用も高く、納期も長くなってしまいます。
では、「部分塗装」と「全塗装」の費用はどのくらいの差があるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
【部分塗装】塗装費用の相場
一口に部分塗装といっても、塗装するパーツによって費用は大きく異なります。パーツごとの塗装費用の相場は、以下の表のとおりです。
パーツ | 塗装費用の相場 |
フロントバンパー | 15,000円~ |
リアバンパー | 18,000円~20,000円 |
フロントフェンダー | 30,000円~35,000円 |
リアフェンダー | 35,000円~40,000円 |
ドア | 35,000円~50,000円 |
ボンネット | 35,000円~50,000円 |
塗装費用:バンパー
車の前後に装備されたバンパーは、車の中でもっとも傷のつきやすいパーツです。そのため、障害物に擦って塗装が剥がれてしまうことも多いでしょう。
フロントバンパーの場合、部分塗装の相場は15,000円程度です。リアバンパーは少し高くなり、18,000~20,000円程度が相場です。
バンパーの塗装費用は「脱着が必要かどうか」も工賃に大きく影響してきます。脱着が必要な場合は、塗装費用が高くなる可能性もあるので注意が必要です。見積もりの際に、依頼する専門業者に塗装方法を詳しく聞くようにしましょう。
塗装費用:フェンダー
フェンダーは、バンパーとドアの間にあるパーツです。ドアやバンパーを擦った時に、一緒にフェンダーにも傷つくことが多いです。
フェンダーの塗装費用は、フロントフェンダーが30,000~35,000円程度、リアフェンダーが35,000~40,000円程度です。リアフェンダーは脱着作業などの工程が増えるため、どうしてもフロントフェンダーよりも高くなってしまいます。
また、近年では、ボディと一体型になっているフェンダーも多く、塗装費用は車種によって異なります。フェンダーの部分塗装を依頼する際は、複数社に見積もりを取って検討するようにしましょう。
塗装費用:ドア
ドアの塗装費用は、35,000~50,000円程度が相場です。ドアの構造は車種によって大きく異なるため、相場はあくまで参考値と考えていいでしょう。また、ドアの塗装が剥がれる場合、一緒に他のパネルに傷がついている可能性もあります。車の板金修理は、修理するパネル数が増えると修理代が高くなってしまうので注意しましょう。
塗装費用:ボンネット
紫外線を浴びることの多いボンネットは、経年劣化によって塗装が痛むことがあります。また、虫の死骸や鳥のフンなどの影響も受けやすく、部分塗装を検討する方も多いでしょう。
ボンネットの部分塗装は、ドアと同じく35,000~50,000円程度。塗装する面積や種類によって費用は大きく異なります。
【全塗装】塗装費用の相場
色褪せやボディカラーを変えたい時などは、部分塗装ではなく全塗装になります。
部分塗装とは違い、全塗装でポイントとなるのは車種です。
普通車なのか軽自動車なのか、それともワンボックカーなのかによって、塗装費用は変動するので注意が必要です。
一般的な車種別の相場は次のとおりです。
車種 | 塗装費用の相場 |
軽自動車 | 10~15万円 |
コンパクトカー | 15~20万円 |
セダン | 15~20万円 |
SUV | 15~25万円 |
ミニバン | 20万円~ |
ボックスカー | 20万円~ |
車の塗装|全塗装のメリット・デメリット
車の一部分を塗装する部分塗装とは違い、全塗装にはさまざまなメリットがあります。
しかし、メリットだけではなくデメリットも理解した上で検討するのがベストです。
それでは、車を全塗装するメリット・デメリットをお伝えしていきます。
全塗装のメリット
車を全塗装するメリットは大きく2つあります。
・経年劣化した塗装を新車のようにできる
・ボディカラーを一変できる
どれだけキレイに乗っていても、紫外線や花粉、酸性雨、鳥のフンなどが原因で車の塗装は劣化していくものです。
特に、紫外線は塗装の分子を破壊するため、紫外線を浴びるたびにどんどん輝きは失われていきます。
車の全塗装は、経年劣化によって色褪せた塗装を新車のようにすることができ、職人さんの技術次第では10年以上塗装効果を維持できることもあります。
また、車を買ったけど気分が変わってボディカラーを変えたいということもあるでしょう。
全塗装であれば、車を買い替えることなく目当てのボディカラーにすることができるので、ボディカラーを一新したい方にはおすすめといえます。
全塗装のデメリット
車を全塗装するには、時間と費用がかかります。
先述したように、部分塗装とは違い、軽自動車やコンパクトカーでも15万円~20万円程度かかるものです。
また、車の塗装は職人の技術が大きく影響するため、場合によっては質が低くなってしまう可能性も十分に考えられます。
全塗装の質が低いと耐久性がなくすぐに劣化してしまい、査定時にもマイナス評価になる可能性があるので注意が必要です。
車の塗装費用はなぜ高い?
車の塗装について、「なんどこんなに高いの?」と疑問を抱いた方も多いでしょう。
しかし、車の塗装費用が高いのにはきちんと理由があります。
それは、塗装と言っても、単純な塗装作業だけではなく、パーツによっては脱着作業なども発生しているからです。
また、塗装以前に傷やへこみがある場合は、修理してから塗装になるので修理代も上乗せになります。
塗装費用が高いと感じたら、見積りの内訳を確認するようにしましょう。
塗装費用が安いだけで選ぶのは危険
車の塗装は高額になるケースが多く、なるべく安く抑えたいと考える方も多いでしょう。
しかし、費用が安すぎる専門業者は注意が必要です。
塗装費用の安い専門業者は、中塗りなどを行わず、外装部分だけを塗装している場合があります。
いわゆる最低限の塗装となり、中塗りなどを依頼すると追加費用が発生する可能性が高いので注意しましょう。
また、塗装する際にパーツの脱着をせずマスキングだけで対応することもあり、場合によってはマスキングの境目がキレイに塗装されていないというケースもあります。
信頼できる業者であれば問題ありませんが、中には激安を謳った悪徳な業者もあるので、十分注意しましょう。
車の塗装費用は何で決まる?
車の塗装は、「部分塗装」と「全塗装」以外にも費用を機縁る要素がいくつかあります。
それでは、さっそく解説していきます。
➀塗料の種類
車の塗装はすべて同じではなく、車種やボディカラーによって使用する塗料が異なります。
一般的なソリッド塗装から、メタリック塗装になるとプラス5万円、パール塗装はプラス8万円程度と考えておきましょう。
その他にも、マイカ塗装やマジョーラ塗装などさまざまな種類があるので、自分の愛車のボディはどの種類なのかを確認しておきましょう。
➁作業工程
塗装費用を決める要素として、作業工程もポイントになります。
基本的にはマスキング処理で進めていくことが多いのですが、塗装しづらいパーツなどはどうしても脱着作業が必要になってきます。
脱着作業があると、細部までキレイに塗装することができるので良いのですが、その分費用は上乗せされるので注意が必要です。
➂専門業者
車の塗装において、もっとも重要なのは専門業者の選び方です。
主に、ディーラー、カー用品店、板金業者、ガソリンスタンドがメジャーですが、どこに依頼するかで塗装費用は大きく変わってきます。
仕上がりのクオリティーや安心感を求めるならディーラーがおすすめですが、費用の安さを求めるなら間違いなく板金業者がおすすめです。
ただし、板金業者の中にも適当な業者や技術不足の業者もあるので注意が必要です。
全塗装する前に知っておきたいこと
車の塗装剥がれや色褪せなど、さまざまな理由から全塗装を検討すると思いますが、車の全塗装には時間も費用もかかるものです。
そのため、全塗装した後で後悔しないためにも、車の塗装に関する正しい知識を持っておきましょう。
全塗装とフルラッピングの違い
車のボディカラーを変える方法といえば「全塗装」のイメージが強いですが、全塗装以外にも「フルラッピング」という方法があります。
フルラッピングとは、専用のカーラッピングフィルムを車のボディに貼り付け、色を変える手法のことで、カーラッピングの中でも最高技術と言われています。
全塗装と何が違うかというと、フルラッピングは純正カラーになり色を作ることも可能で、車のボディを覆うため保護機能もあるということ。
また、フルラッピングはフィルムを張り付けているだけなので、色を変えたいときや元の色に戻したい場合はフィルムを剥がすだけと非常に簡単です。
全塗装は買取価格に影響する
基本的には、全塗装することで売却時の査定評価は下がると言われていますが、中には全塗装することで査定評価額が上がることもあります。
例えば、スポーツカーなどのコアなファンがいる車や、しっかりと元の色味に塗装されているケースです。
しかし、そこまで大幅なプラス評価はなく、基本的にマイナス評価になるので頭に入れておきましょう。
車の塗装費用を安くするならムーンショットにお任せ!
車の塗装は、全塗装になると15万円以上かかることがほとんどで、車種によっては30万円を越えることも十分に考えられます。
そのため、DIYで補修したいと考える方も多いと思いますが、失敗するリスクを考えるとプロに任せるのが一番でしょう。
そこで、おすすめなのが圧倒的な安さを誇るムーンショットです。
ムーンショットでは、車種やボディカラーによる割増料金は一切発生しません。
また、塗装範囲による割増料金もないので、なるべく安く塗装したいという方にピッタリといえます。
ボディの擦り傷修理に関しても、ディーラーやカー用品店よりも格安で対応しています。
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まとめ
車の塗装には「全塗装」と「部分塗装」があり、全塗装は車のボディすべてを塗装することで、部分塗装とは一部分を塗装することをいいます。
塗装費用は、パーツや塗装の種類、依頼する専門業者によっても大きく異なりますが、一般的には部分塗装で15,000円~50,000円程度、全塗装で15万円以上が相場となります。
車の塗装は高額になるケースが多いですが、これは塗装に必要な作業工程が多いから。
塗装はプロでも難しい作業のひとつなので、どうしても塗装費用が高くなってしまうのです。
しかし、中には「安く塗装してほしい」「とりあえず安く修理したい」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、激安修理が売りのムーンショットに、まずはご相談ください。
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