バンパー下回りの傷修理は高い?修理代や査定への影響とは
2022年08月16日
バンパーは車の前後に装備されていることもあり、なにかと傷がつきやすいパーツです。
バンパーに傷ができる原因は飛び石や接触などさまざまですが、中でも厄介なのが下回りの傷。縁石や車止めなどに擦ってできることが多く、目立ってしまうのが難点です。
この記事では、以下の項目について詳しく解説します。
・傷を放置する危険性
・自分で修理する判断基準と方法
・傷の査定への影響
・修理代の相場
バンパーの下回りに傷ができて困っている方は、ぜひ参考にしてください。
バンパー下回りの傷を気にしないと招く3つの危険

現在製造されている日本車のバンパーは、ほとんどが樹脂製です。樹脂製バンパーの場合、以下のような傷は経過観察でも問題ないことが多いです。
・表面的な擦り傷や軽度な傷
・目立たない位置の小さな傷
しかし、古い年式の車に多い金属製バンパーの場合は要注意です。放置すると、以下の3つの重大な問題を引き起こす可能性があります。
1.バンパー内部の腐食による強度低下
2.周辺部品への影響
3.修理費用の高騰
1.バンパー内部の腐食による強度低下
傷から侵入した水分により金属部分が腐食し、バンパーの強度が低下します。
その結果、本来の役割である衝撃吸収性能が失われ、万が一の事故の際に車体や乗員を十分に保護できなくなる可能性があります。
2.周辺部品への深刻な影響
バンパー周辺には、ラジエーターやエアコン配管、各種センサーなど重要な部品が多数存在します。
サビが進行すると、これらの部品にまで腐食が広がり、エンジンの冷却不良や電装系統の不具合など、車の基本性能に関わるトラブルを引き起こす恐れがあります。
3.修理費用の予期せぬ高騰
サビを放置すると、最終的にはバンパー全体の交換が必要になることがあります。さらに、周辺部品まで交換が必要になる場合もあります。最初は小さな傷でも、修理費用が数十万円規模に膨らむケースも少なくありません。
ご自身の車のバンパーが金属製かどうか判断が難しい場合は、磁石を使って確認できます。もし金属製であれば、小さな傷でも早めの修理をおすすめします。
気になる場合は、専門家に相談してから対処法を選びましょう。
バンパーの下回り傷は自分で修理できる?

バンパー下に傷ができた際、修理代を抑えるために自分で修理を検討される方もいるでしょう。実際、傷の状態によっては自分での修理も可能です。
ただし、すべての傷を自分で修理できるわけではありません。まずは、傷の状態を正しく見極めることが重要です。
自分で修理できる判断基準は傷の深さ
修理を自分で行えるかどうかの判断基準は、主に傷の深さです。車のボディは4層構造になっており、表面的な擦り傷程度であれば自分でも補修できます。
また、10cm四方以下の小さな傷で割れや歪みがない場合も、DIY修理が可能です。一方、以下のような場合は専門業者への依頼をおすすめします。
・深い傷やへこみがある場合
・ひび割れや歪みがある場合
・センサー類搭載車のバンパーの場合
パテなどを使っての作業は失敗するリスクもあります。該当する場合は迷わず依頼するのがベストです。
バンパー下回りの傷を自分で修理する方法
自分で修理する場合は、以下の手順で丁寧に作業を進めましょう。
1. 下準備
2. パテ埋め
3. 塗装作業
修理作業は決して急がず、各工程で時間をかけることが美しい仕上がりのコツです。自信がない場合や、作業中に迷った場合は、無理せず専門業者への相談をおすすめします。
1. 下準備
まず傷周辺のささくれやザラつきを、サンドペーパーで丁寧に取り除きます。この段階で表面を滑らかにすることが、きれいな仕上がりのポイントです。
2. パテ埋め
傷にパテを塗布して埋めます。この際、パテは完全に乾燥させることが重要です。
急いで次の工程に進むと、後で補修箇所が浮き出てくる可能性があります。1〜2日程度の十分な乾燥時間を設けましょう。
3. 塗装作業
塗装は傷の範囲によって方法が変わります。
範囲が広い場合に適しているのは、スプレー塗装です。周囲を新聞紙で十分にマスキングし、少しずつ丁寧に吹き付けます。
狭い範囲の場合は、小さな穴を開けた段ボールを挟んでスプレーすることで、境界線が目立ちにくくなります。
バンパー下回りの傷は査定に影響する?

車の修理をする際に気になるのが、査定への影響です。近いうちに買い替えを考えている方にとっては、修理すべきか迷うポイントでしょう。
実は、車のフレーム部分の修理は「修復歴」となり、それ以外の修理は「修理歴」となります。修復歴は査定に大きく影響しますが、修理歴はそれほど影響しません。
そのため、バンパー下の傷や交換程度では、査定に大きな影響を及ぼすことはないと言えるでしょう。しかし、傷の有無は査定時にみられるポイントなので、自分で修理できる傷は修理しておくことをおすすめします。
査定に影響するポイント
車の買取査定に影響する主なポイントは、大きく分けて以下の4つです。
・走行距離
・エンジン周り
・内装
・外装
走行距離が多くなるほど、エンジン周りに負荷がかかっていると判断されます。一般的に、1年間で1万km走行すると言われており、これを超える場合はマイナス査定になることが多いです。
エンジン周りは、車にとって最も重要なパーツです。そのため、異音の有無やオイル漏れの有無などが細かくチェックされます。
また、内装、外装も査定に大きく影響します。シートの状態や喫煙の有無もチェック対象になるため、できる限り綺麗に使用するように心がけましょう。
外装は、ボディカラーから細かい傷までチェックされます。小さい傷は目立たないように修理しておくのがベストでしょう。
バンパーの下回り傷にかかる修理代の相場とは

バンパー下の傷にかかる修理代は、専門業者によっても大きく異なります。一般的に修理を依頼できるディーラー、カー用品店、板金業者の3社で比較してみていきましょう。
【バンパーの傷:修理代】
バンパーの擦り傷(10cm以内) | バンパーの擦り傷(20cm以内) | バンパーの擦り傷(20cm以上) | |
ディーラー | 15,000円~25,000円 | 25,000円~35,000円 | 35,000円~ |
カー用品店 | 10,000円~20,000円 | 20,000円~30,000円 | 30,000円~ |
板金業者(※) | 2,480円 | 5,000円 | 5,000円~ |
※弊社の修理代
※各修理代:弊社調べ
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車の修理代は高く、ディーラーの場合、ちょっとした傷でも2万円~3万円近くかかってしまうこともよくあります。
修理代の安さを求めるなら板金業者がおすすめですが、中でも激安価格でサービスを提供しているのがムーンショットです。
バンパーの擦り傷(10cm以内)は驚愕の2,480円となっています。
「車の修理は高い」と思っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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まとめ
傷がつきやすいバンパーの下回り。コンパウンドやタッチペンを使って自分で修理することも可能ですが、失敗してしまうと余計に修理代がかかってしまいます。
不安な方は、専門業者に依頼するようにしましょう。修理代の相場や査定への影響など、この記事を参考にしてみてください。
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