車をぶつけたらどこに修理依頼するべき?修理費用や期間を解説
2023年10月01日
車をぶつけると傷やへこみになりますが、修理したくてもどこに修理依頼するのがベストなのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では
・専門業者ごとの特徴や修理費用
・車の傷を自分で修理する方法
・車の修理費用を安くおさえるポイント
について、詳しく解説していきます。
車の修理をどこに依頼すればいいのか迷っている方や、修理費用を出来る限り安くしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
車をぶつけた時の対処法
相手がいる、いないに限らず、車をぶつけてそのまま立ち去ってはいけません。
ここでは、以下2つのケースでの対処法を紹介します。
・相手がいない物損事故の場合
・相手がいる接触事故の場合
相手がいない物損事故の場合
壁や電柱、ガードレールなどにぶつかって、相手がいないケースでの対処法は以下のとおりです。
1. 車が動く場合は、安全な位置まで移動させる
2. 三角表示板などで後続車両に知らせる
3. 警察に連絡する
4. 加入している保険会社に連絡する
5. 事故の状況をなるべく詳細に記録する
6. ぶつかった物の所有者を確認し、後日謝罪する
障害物に車をぶつけた際は、二次被害を防ぐために車を安全な場所まで移動させましょう。
このとき、三角表示板や夜間の場合は発煙筒などで、後続車両に事故があったことを知らせます。
その後、警察と加入している保険会社に連絡し、状況を説明します。
「相手がいない物損事故の場合、誰かにケガをさせたわけではないのに、なぜ警察に連絡が必要なのか?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、これは道路交通法で定められた運転手の義務(※)です。
たとえ、相手がいない物損事故だったとしても、必ず警察には連絡するようにしましょう。
また、ぶつかった物が誰かの家の壁などの場合は、連絡先を交換し、後日謝罪に行きましょう。
(※)参照:道路交通法|e-Gov法令検索
相手がいる接触事故の場合
人や他の車にぶつかった場合、基本的な流れは同じですが”ケガ人の救護”が第一優先になります。
対処法の流れは、以下のとおりです。
1. ケガ人の有無を確認する
2. ケガ人がいる場合は、119番通報する
3. 車が動く場合は、安全な位置まで移動させる
4. 三角表示板などで後続車両に知らせる
5. 警察に連絡する
6. 加入している保険会社に連絡する
7. 事故の状況をなるべく詳細に記録する
8. 相手側と連絡先を交換し、その後のやり取りは保険会社に任せる
人や他の車にぶつかった場合、頭が真っ白になり、パニックになってしまうこともあるでしょう。
しかし、ケガ人がいる場合は、すぐに119番通報をして、ケガ人の救護にあたりましょう。
相手がいる場合は、事故現場の状況は細かく記録することをおすすめします。
なぜなら、この記録をもとに、過失割合や損害賠償金額が決まるからです。
ドライブレコーダーに映像が残っているのが一番ですが、それ以外の情報はなるべく細かく記録しておきましょう。
また、相手とのやり取りは余計なトラブルを防ぐためにも、保険会社に入ってもらうのがベストです。
車をぶつけたら、どこに修理依頼すべき?
車の傷やへこみ修理を依頼できる専門業者は、ディーラー、カー用品店、板金業者の大きく3つです。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、詳しく紹介していきます。
ディーラー
ディーラーは、各メーカーの純正パーツを使用するため高品質な修理が可能ですが、その分修理費用は高く、10㎝程度の小さな傷でも数万円程度かかることがあります。
信頼や安心を求める方には適していますが、修理代を安くしたいと考える方には少しネックとなりそうです。
カー用品店
イエローハットやオートバックスなどのカー用品店でも、車の修理を依頼できます。
カー用品店の特徴は、ディーラーより修理費用が安く、全国に店舗があるので地方でも行きやすいことです。
しかし、店舗によって修理技術に差があり、修理内容によっては受け付けてもらえないケースもあるので注意しましょう。
板金業者
板金業者の大きな特徴は、高品質ながら修理費用が安いことです。
ディーラーで2~3万円かかる修理も、板金業者なら1万円以下で修理できることもあり、修理費用を安くしたい方におすすめです。
ただし、板金業者によっては対応が雑で技術に差があることもあるので、事前に口コミなどを調べておくと良いでしょう。
車をぶつけた時の修理費用の目安
車をぶつけた時の修理費用は、傷の大きさや依頼する専門業者によっても異なります。
それぞれの相場は下記のとおりです。
バンパーの擦り傷修理
ボディの擦り傷修理
バンパーのへこみ修理
ボディのへこみ修理
車をぶつけたら修理期間はどれくらいかかる?
車のぶつけた時の修理期間は傷の大きさや時期によっても変わってきます。
例えば、小さ傷で特殊な作業が発生しなければ半日程度、長くても2~3日で修理は終わります。
しかし、部品交換が必要な大きな傷の場合は1週間以上かかることもあり、また、GWや降雪時など事故が多発する時期は修理期間が長くなるケースが多いです。
車をぶつけたら修理は自分でできる?
小さく浅い傷なら、コンパウンドや市販のDIYキットで修理することも可能です。
しかし、自分で修理できるのは小さな傷のみで、大きな傷や凹み、ひび割れなどは内部センサーの損傷や部品交換が必要になる可能性もあるため、DIY修理は難しくなります。
また、DIY修理は失敗すると余計な費用がかかるため、不安な方や自身がない方は専門業者に依頼するのがおすすめです。
車をぶつけた修理費用に車両保険を使うときの注意点
車の傷修理に車両保険の適用を検討している方も多いでしょう。
実際、車両保険を使うことも可能ですが、車両保険を使うと翌年度の等級が下がり保険料はアップします。
そのため、車両保険を使う場合は、修理費用とアップした保険料を天秤にかけてどちらがお得か検討するのが一番です。
小さな傷であれば、車両保険を使わずに板金業者などの安い業者で修理するのもひとつでしょう。
車をぶつけた時の修理費用を安くおさえるポイント
車をぶつけた時の修理費用を安くおさえるには、いくつかのポイントがあります。
・傷が広がらないうちに、早めに修理に出す
・複数業者に見積もりをとって比較する
塗装剥がれなどは放置しているとどんどん広がっていき、最悪の場合はサビになることもあります。
サビになると修理するのが大変になり、修理費用も高くなってしまいます。
そのため、傷が広がらないうちに、早めに修理に出すことがポイントです。
また、専門業者によって修理費用は異なるため、1社だけでなく複数社に見積もりを取って比較するのがおすすめです。
まとめ
車をぶつけた時は、ディーラーやカー用品店、板金業者などの専門業者で修理してもらえます。
修理費用だけでみると、ディーラーがもっとも高く、次いでカー用品店、そしてもっとも安いのが板金業者です。
しかし、車の修理を費用の安さだけで選ぶのは危険です。
しっかりと複数社に見積もりを取って、修理内容や対応の良さなども考慮して決めるようにしましょう。
高品質で安く修理したい方は、ムーンショットにご相談ください。
「業者選びに失敗したくない!」という方は、ぜひムーンショットをご活用ください。
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