【料金表】車の全塗装にかかる費用は?メリット・デメリットを徹底解説
2025年09月24日

車を全塗装すると、外観を大きく変えられます。色褪せや傷が目立った車も、全塗装によって新車のような輝きを取り戻すことが可能です。
しかし、全塗装にはまとまった費用がかかるため、事前に費用相場や料金が変動するポイントを押さえておくことが重要です。
この記事では、車の全塗装にかかる費用の相場や、料金が変わる要因について詳しく解説します。車の全塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

車の全塗装にかかる費用の相場
車の全塗装にかかる費用は、車種によって以下のように異なります。
| 車種 | 塗装費用の相場 |
| 軽自動車・コンパクトカー | 15万円~20万円 |
| ボックスカー・SUV | 25万円~ |
※料金相場は弊社「ムーンショット」調べ
軽自動車やコンパクトカーなどは車体が小さいため、全塗装の費用も比較的抑えられます。しかし、ボックスカーやSUVなどの大型車は塗装面積が広くなるため、費用も高くなるでしょう。
なお、車の全塗装にかかる期間は、塗装の色や工程によって変わるものの、一般的には3週間〜1か月ほどです。場合によってはそれ以上かかるケースもあるため、事前に確認しておくようにしましょう。
車の全塗装にかかる費用が変動するポイント
車の全塗装にかかる費用は、主に以下のような点で変動します。
1.車種
2.塗料
3.作業の工程
4.全塗装の依頼先
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.車種
全塗装の費用は車種の違いで変動します。車体が大きければ塗装面積が増えて、作業時間も長くなるためです。
また、高級車や輸入車は、特別な塗装技術やクオリティの高い塗料が使用されているケースが多いため、費用が高くなりやすい点も押さえておきましょう。特殊なボディ形状や複雑なデザインの車両も、作業難度が上がるため、追加費用が発生する可能性があります。
2.塗料
使用する塗料の種類や色によっても、全塗装にかかる費用は大きく変動します。
ここでは、代表的な塗料の種類を3つ紹介します。
1.ソリッド
ソリッドとは、黒や白など単色カラーの塗料のことです。もっともシンプルな塗料で、塗装費用も安価です。
ただし、黒や白などのカラーは、通常よりも2万円程度高い傾向があります。
2.メタリック
メタリックとは、金属のような光沢がある塗料のことです。塗料にはアルミの粒子が混ぜ合わされており、塗装後にクリア塗装が必要です。
メタリックの塗装費用は、ソリッドよりも4〜5万円ほど高くなります。
3.パール
パールとは、メタリックよりも細かい粒子で、真珠のような輝きがある塗料のことです。メタリック同様にクリア塗装が必要で、ソリッドよりも塗装費用は7〜8万円ほど高くなります。
3.作業の工程
全塗装の作業工程が多いと、費用が高くなりやすいです。
たとえば、車に凹み・サビ・深い傷などがある場合は、全塗装の前に修理作業が必要になり、総費用は高額化します。
4.全塗装の依頼先
全塗装の依頼先によっても、費用は大きく異なります。
一般的にディーラーは安心感がある反面、外注による中間コストが発生し、高額になりがちです。
一方、板金塗装業者は、直接施工するため中間コストがカットでき、同じ品質でも安価で対応できることが多いです。
ただし、板金塗装業者によって、技術力や使用塗料の質に差があります。口コミや実績を確認し、複数の業者を比較検討するのがおすすめです。
車の全塗装を検討するケースの具体例

車の全塗装を検討する代表的なケースを挙げます。部分補修や磨きで済む場合もあるため、まずは範囲と目的を明確にして、部分塗装などと比較することが大切です。
1.外装の広範な劣化やクリア層の剥がれがある場合
塗装の色褪せやクリア層の白ボケ、くすみがボディ全体に及んでいると、磨きや部分補修では均一な仕上がりが難しくなります。全体のツヤや色味を揃えたいときは、全塗装が有効です。
また、紫外線や経年劣化でコーティングが弱っていると、部分補修してもすぐに別の箇所が劣化するため、結果的に全塗装のほうが長持ちするケースもあります。
2.繰り返しの部分補修でムラが目立つ場合
タッチアップや部分補修を繰り返した車は、近くで見ると色ムラや質感の差が目立ちます。見た目を均一にしたいなら、全塗装が有効です。
「遠目では気にならないけれど、近くで見るとわかる」程度のムラでも、売却時などで印象が落ちることがあります。見た目を綺麗にするために、全塗装を検討すると良いでしょう。
3.カラー変更やカスタムをしたい場合
車の色や、メタリックからマットなどの仕上げを根本的に変えたいときは、全塗装が確実です。とくに長期的に乗り続ける予定の愛車であれば、見た目だけでなく耐久性の面でも、全塗装がおすすめです。
ただし短期的にカラーを変えたいなら、ラッピングのほうが、費用対効果が高い場合があります。
車の全塗装のメリット・デメリット
車を全塗装するメリット・デメリットは以下のとおりです。
| 全塗装のメリット | 全塗装のデメリット |
| ・見た目の印象が良くなる ・色褪せや細かい傷がなくなる ・好きなボディカラーに変更できる | ・費用がかかる ・売却価値が下がる可能性がある ・1か月程度かかる場合がある |
それぞれについて詳しく解説していきます。
全塗装のメリット
全塗装の大きなメリットは、見た目の印象が良くなること。車は乗り続けていると、どうしても経年劣化による色褪せや塗装剥がれが発生します。全塗装は色褪せや塗装剥がれ、さらには細かい傷なども目立たなくなるため、新車同様の輝きに戻ります。
また、購入時からボディカラーの好みが変わった方も多いでしょう。流行や好みに合わせて自由にボディカラーを変更できるところも全塗装のメリットといえます。
全塗装のデメリット
全塗装を施すにはまとまった費用がかかります。全塗装の相場は、安くても20万円程度、高い場合は50~100万円程度かかることもあります。塗装の種類や車種によっても金額は大きく変動しますが、決して安くはありません。
また、全塗装を施すと、売却査定額が下がる可能性があります。専門業者に依頼しても、メーカー製造時と同じ仕上がりになるとは限りません。見た目は新車のようでも、以前のような性能が保てないリスクがあるのです。塗装は車のボディを保護する役割もあるため、質が低いと、耐久性がないと判断されて売却査定額に影響する可能性があります。
専門業者に依頼する以外の方法

専門業者に依頼する以外にも、全塗装を施す方法があります。
・DIYで全塗装する
・カーラッピングする
それぞれのメリット・デメリットも含め、詳しく解説していきます。
1. DIYで全塗装する
車の全塗装は、専門業者に依頼すると数十万円かかります。そこで、少しでも費用を抑えたい方におすすめなのがDIYによる全塗装です。DIYなら、カー用品店で道具を揃えるだけなので、専門業者に依頼するよりも節約できます。DIYで使用する道具を以下の表にまとめました。
| 道具 | 用途 |
| 耐水サンドペーパー | 研磨することで表面の凹凸をなくし、平らにする役割。 |
| シリコンオフ | 塗装前の下地処理に使用する脱脂剤。 |
| スポンジ | 塗装前に車の汚れを落とす役割。 |
| マスキングテープ | 塗装しない部分を保護し、塗料が付着しないようにする。 |
| マスキングシート | 広い範囲を保護し、塗料が付着しないようにする。 |
| サフェーサー | 下地処理に使用。表面の凹凸を埋め、塗料の密着をよくする役割。 |
| 塗料カラースプレー | 車種や希望カラーのスプレー |
| クリアカラースプレー | 光沢感や塗装を保護する役割。 |
上記の道具を揃えればDIYでも全塗装は可能です。しかし初心者には難易度が高く、色ムラや液ダレが生じる可能性があるため、おすすめはできません。塗装費用を節約できるといっても、失敗すれば余計な費用がかかるだけです。
それでもDIYで全塗装を施したい場合は、段ボールなどでカラースプレーの練習を行ってから実践するようにしてください。
2. カーラッピングする
車のボディカラーを変える方法として、カーラッピングという選択肢もあります。カーラッピングとは、ラッピングフィルムと呼ばれる専用のフィルムを車体に張り付けて、カラーチェンジを行うことです。
車のボディに直接塗料を付ける塗装とは違い、フィルムを剥がせば元の状態に戻せるのがカーラッピングの特徴のひとつ。以下のようなメリットとデメリットがあります。
| カーラッピングのメリット | カーラッピングのデメリット |
| ・オリジナルデザインを作れる ・フィルムを剥がすだけで元の状態に戻せる ・塗装を紫外線や汚れから保護できる | ・全塗装より費用が高い ・2~3年でフィルムを貼り替える必要がある |
車にオリジナルデザインのフィルムを貼れる、塗装を保護できるなどのメリットがある一方で、費用は全塗装よりも高額になるケースがほとんどです。カーラッピングを専門業者に依頼すると100万円程度、デザインや大きさによってはさらに高額になります。
また、2~3年に1回は張り替える必要があるため維持費も高くなります。自由度の高いカーラッピングですが、費用を安くしたい場合は全塗装を検討しましょう。
車の全塗装にかかる費用を抑えたいならムーンショット!

車の全塗装にかかる費用を抑えたいなら、ムーンショットにお任せください。ムーンショットは、一般的なディーラーや他の業者と比較しても、低価格かつ高品質な施工が可能です。
実際にムーンショットでは、以下のような対応事例があります。
- 車種:スペーシア
- 費用:5,500円
- 修理内容:フロントバンパー鈑金塗装(自費板金修理)
【修理前】

【修理後】

実際に多くのお客様から高い評価を得ており、口コミでも高い支持を集めています。また、車に凹みや傷などがある場合でも、塗装前の修理から一貫して対応が可能なため、時間と費用を抑えられます。


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まとめ
車の全塗装にかかる費用は、軽自動車やコンパクトカーであれば15〜20万円程度、ボックスカーやSUVなどの大型車は25万円〜が相場です。車の全塗装を検討する際は、料金の変動ポイントを理解しておきましょう。
全塗装をすると、色褪せや塗装剥がれ、小さな傷などが目立たなくなるため、見た目の印象がよくなります。さらに、耐久性の向上にも期待できます。長く乗り続ける愛車だからこそ、安全で見た目も美しくなる全塗装を検討してはいかがでしょうか。
東京・神奈川・埼玉で「安く塗装してほしい」「綺麗に塗装したい」という方は、ムーンショットにぜひご相談ください。
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