車の塗装剥がれ・傷修理の方法とは?DIY手順や修理料金を解説
2023年03月15日
車を壁や電柱などの障害物にこすると、傷だけでなく塗装まで剥がれてしまうことがありますよね。
しかし、車の修理を専門業者に依頼すると高額な費用が掛かってしまうもの…。
そのため、なるべく自分で修理しようと考える方も多いはずです。
そこで、この記事では
■車の塗装剥がれ・傷を自分で修理する方法
■修理専門業者に依頼した際の料金相場
について詳しく解説していきます。
「車に傷がついて、塗装まで剥がれた…。」
そんな方は、ぜひ参考にしてみてください。
車の塗装剥がれや傷は、自分で修理できる?
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車の塗装剝がれや傷は、自分で修理することが可能です。
一般的には、コンパウンドやタッチペンなどのキズ消し剤を使って修理することになりますが、キズ消し剤はすべての傷を修理できるものではありません。
あくまで、小さな傷や塗装が少し剥がれている程度の傷を修理するためのもの、ということを頭に入れておきましょう。
それ以外の深い傷や大きなへこみなどを自分で修理するのは難しいため、ディーラーや板金業者などの専門業者に依頼するのがベストです。
車の傷を修理するならコンパウンド
![](https://moonshot-stk.jp/cms/wp-content/uploads/2022/07/shutterstock_1192943983.jpg)
小さな傷を修理するならコンパウンドというキズ消し剤がもっとも有効です。
コンパウンドは誰でも簡単に傷を目立たなくすることができるため、車の修理をしたことがない初心者の方でも安心です。
コンパウンドは、イエローハットやオートバックスなどのカー用品店、もしくはネットでも手軽に購入することができ、値段も1,000円以内とリーズナブルなので、初めての傷修理におすすめです。
それでは、コンパウンドを使った修理手順をお伝えしていきます。
コンパウンドの修理手順
コンパウンドを使った修理手順は次のとおりです。
■必要なもの
・コンパウンド(細目・極細)
・液体コンパウンド
・スポンジもしくは乾いた布
■修理手順
➀車を水洗いし、汚れやほこりをキレイに落とします。
②スポンジや乾いた布にコンパウンド(細目)を少量つけ、なでるように磨いていきます。この時、力を入れすぎるとボディを削りすぎてしまうので注意しましょう。
③先ほどつけたコンパウンドが渇いてきたら、コンパウンドを付け足して傷が見えなくなるまで磨いていきます。
④コンパウンド(極細)でさらに傷口を磨いていきます。見た目が変わらなくなるまで磨いたら終了です。
➄最後に液体コンパウンドで仕上げれば完了です。
コンパウンドを使用する場合の注意点
コンパウンドを使用して修理する場合は、必要以上に研磨しないように注意が必要です。
傷を磨きすぎると周囲を削ってしまったり、下地が出てしまうことがあります。
特に、塗装されていない黒いバンパーについた傷は、コンパウンドで修理することはできないので、注意が必要です。
コンパウンドによる修理に適しているのは、例えば洗車の際についた傷や凹みがない擦り傷です。
深い傷や下地が剥き出しになった引っかき傷などは、コンパウンドでは修理できないので注意する必要があります。
車の塗装剥がれ・傷修理はタッチペン
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コンパウンドだけでは塗装までカバーすることはできないので、その場合はタッチペンを組み合わせて使うと効果的です。
タッチペンはピンポイントで塗装を施すことができ、なおかつサビ止め効果もあるので一石二鳥といえます。
コンパウンド同様、タッチペンもカー用品店やネットで手軽に購入できるので、塗装まで行いたい方はチェックしてみてください。
それでは、タッチペンを使った修理手順をお伝えしていきます。
タッチペンの修理手順
タッチペンを使った修理手順は次のとおりです。
■準備するもの
・コンパウンド(極細・液体)
・耐水サンドペーパー
・マスキングテープ
・タッチペン
■修理手順
➀車を水洗いし、汚れやほこりをキレイに落とします。
➁下処理としてコンパウンド(極細)である程度傷を磨くと仕上がりがキレイになります。
➂耐水サンドペーパーで、傷の内部に埋まっている汚れを取ります。
➃傷口の周りをマスキングテープで覆い、ほかの場所に塗料がつかないようにします。
➄ボディカラーと同じカラーのタッチペンを傷口に付けていきます。この時、なぞるように塗るのではなく、点を打つように塗料をつけるのがポイントです。
⑦タッチペンでの塗装が完了したら1週間ほど自然乾燥させます。
⑧再度マスキングテープを貼って、盛り上がった塗料を耐水サンドペーパーで削っていきます。
⑨マスキングテープを剥がし、コンパウンド(極細)で平らになるまで研磨していきます。
⑩最後に液体コンパウンドで仕上げれば完了です。
タッチペンを使用する場合の注意点
タッチペンを使えば、表面の傷や塗装の剥がれを隠すことはできます。
しかし、深い傷やえぐれた傷は修理できないので注意が必要です。
タッチペンで表面の傷を隠しても、深い部分の傷から錆が発生して、ボディなどの鋼板が腐食するおそれがあります。
自分で修理できない車の塗装・傷とは
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傷やへこみが小さい場合は、先述したようにコンパウンドやタッチペンで修理することも可能ですが、中には自分で修理するのが難しいケースもあります。
初心者が自分で修理するのが難しくなる基準はこちらです。
・塗装が剥がれ下地が見えている
・損傷が激しくフレームが歪んでいる
それでは、詳しく見ていきましょう。
塗装が剥がれ下地が見えている
車の塗装は、下地、カラー層、クリア層と3層になっていることがほとんどですが、下地まで見えるほどの深い傷の場合は自分で修理するのが難しくなります。
理由としては、下地処理にパテを使用するからです。
コンパウンドやタッチペンと違い、パテを使った修理は難易度が高く、初心者の方が行うと満足のいく仕上がりにはならないことがほとんどです。
また、最悪の場合には失敗する可能性もあるので、パテが必要な深い傷は自分で修理しないことをおすすめします。
下地処理をきちんと施さなければ、すぐに塗装が剥がれてしまうものです。
塗装が剥がれ下地が見えている場合は、プロである専門業者に任せるのが一番といえるでしょう。
損傷が激しくフレームが歪んでいる
車の損傷が激しい場合は、板金修理が必要になり、塗装も施す必要があるのですべてを自分で修理するのはほとんど不可能といえます。
へこみ修理にはパテを使用する必要がありますし、塗装といっても種類が多く、特殊な塗装の場合はプロの力が必須になります。
また、パネルだけでなくフレームが歪んでいる場合も自分で修理することは難しいので、早めに専門業者に相談するようにしましょう。
車の塗装剥がれ・傷修理を自分でおこなうリスク
車の塗装剥がれや傷修理を自分でする場合は、成功すれば修理費用を安く抑えることができます。
しかし失敗したときには、次のようなリスクがあります。
1.修理費用が高額になる
コンパウンドで磨きすぎると傷が広がったり、深くなったりして、車へのダメージが大きくなることがあります。
修理に失敗してから、業者に修理を依頼すると、修理費用が高額になったり、修理期間が長くなったりするリスクがあります。
2.見栄えが悪くなる
タッチペンで補修した部分などは、周辺と色合いが異なり、修理跡が目立ってしまうことが多いです。
自分で修理すると、プロが板金塗装で修復した場合では、出来栄えが異なります。
自分で修理すると、費用を抑えることができますが、見栄えが悪くなるリスクがあります。
大きな傷は専門業者に修理を依頼するのがおすすめ
自分で修理を行うと、傷を目立たなくすることは可能ですが、完全に修復することはできません。
そのため、どうしても見栄えが悪くなってしまいます。
年式の古い車であれば、多少出来栄えが悪くても我慢できるかもしれません。
しかし高級車や納車したばかりの新車であれば、そうもいかないでしょう。
綺麗な状態に修復したい人や、経験が乏しくて自信がない人は、専門の修理業者に依頼するのがおすす
めです。
車の塗装剥がれ・傷修理の料金相場とは
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車の塗装剥がれや傷修理を専門業者に依頼した場合、どれぐらいの料金が必要になるのか、目安をご紹介します。
車の塗装剥がれの料金相場
車の塗装剥がれは、車種やボディカラー、塗料などによっても修理代は大きく変動します。
そのたあめ一概には言えませんが、全塗装になると15万円~30万円程度が相場になります。
車の傷修理の料金相場
車の傷修理は、専門業者によって修理代が大きく異なります。
一般的にはディーラーがもっとも高額で板金業者が安くなります。
また、車の傷はパーツや傷の大きさによっても変動するので注意が必要です。
専門業者ごとの傷修理代の相場は、以下の通りです。
ボディ擦り傷(10cm以内) | ボディ擦り傷(20cm以内) | ボディ擦り傷(20cm以上) | |
ディーラー | 35,000円~45,000円 | 45,000円~55,000円 | 55,000円~ |
カー用品店 | 25,000円~35,000円 | 35,000円~45,000円 | 45,000円~ |
板金業者(※) | 20,000円 | 25,000円 | 30,000円~ |
※弊社修理代を参照
※各修理代:弊社調べ
車の塗装剥がれ・傷修理ならムーンショットにお任せ!
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車の塗装は、全塗装になると15万円以上かかることがほとんどで、車種によっては30万円を越えることも十分に考えられます。
そのため、自分で修理したいと考える方も多いと思いますが、失敗するリスクを考えるとプロに任せるのが一番でしょう。
そこで、おすすめなのが圧倒的な安さを誇るムーンショットです。
ムーンショットでは、車種やボディカラーによる割増料金は一切発生しません。
また、塗装範囲による割増料金もないので、なるべく安く塗装したいという方にピッタリといえます。
ボディの擦り傷修理に関しても、ディーラーやカー用品店よりも格安で対応しています。
まずは、お見積りだけでもお気軽にお問い合わせください。
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まとめ
多少の塗装剥がれや傷は、コンパウンドとタッチペンを使って自分で修理することも可能です。
しかし、仕上がりのクオリティを考えると、やはりプロに任せるのが一番。
それでも自分で修理したいという方は、この記事で解説したそれぞれの修理手順や注意点を参考にしてみてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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