車の深い傷|修理代の安い業者はどこ?気になる費用を徹底解説!
2024年01月08日
車に深くえぐれた傷ができてしまった場合、あなたはどうしますか?
ディーラーなどの専門業者に依頼する人もいれば、自分で修理しようと考える人もいるでしょう。
しかし、自分で修理するのは難しく、とはいえ専門業者に依頼すると修理代がネックになってしまいます。
そこで、この記事では車の深い傷修理にかかる修理代の相場や自分で修理する方法について詳しく解説していきます。
車の深い傷は早急な対処が必要
車にできた深い傷、えぐれた傷は早急に対処する必要があります。
その理由は、深い傷やえぐれた傷の場合、ボディの表面を擦るだけでなく塗装の下地まで傷が入っている可能性が高いからです。
車の塗装にはボディカラーを示す以外に、ボディを守るという役割があります。
しかし、塗装が剥がれているということはその機能がなくなり、雨や水分が入るとサビが発生する可能性が高くなってしまいます。
サビが進行すると、見た目が悪いだけでなく、ボディに穴が空いたり別の場所の塗装が剥がれたりとどんどん悪化していくので、早急な対処が必要なのです。
車の深い傷|プロに任せるべき理由
小さな傷なら自分で修理することも可能ですが、深い傷の場合はプロである専門業者に任せるのがベストです。
車の深い傷修理をプロに任せたほうがいい理由は2つ。
・専門的な知識・技術が必要
・初心者ではキレイに修理できない
それでは、詳しく見ていきましょう。
専門的な知識・技術が必要
下地まで傷が届いているような深い傷は、表面だけ修理するのではなくきちんと下地から修理する必要があります。
この下地修理にはパテを使用するのが一般的で、専門的な知識・技術が必要です。
また、一般的な車の塗装は「下地」「カラー」「クリア」の3階層になっており、深い傷の場合は「下地」「カラー」まで剥がれている可能性が高くなります。
下地塗装まで剥がれているのにカラーやクリアだけ塗装しても、すぐに劣化しひび割れの原因にもつながります。
深い傷では、傷と塗装のどちらも下地から修理する必要があるので、プロである専門業者に任せるのが無難といえるでしょう。
初心者ではキレイに修理できない
浅い傷であれば、キズ消しワックスやコンパウンドなど比較的簡単なもので修理することができますが、深い傷となるとそう簡単にはいきません。
先述したように、場合によってはパテを使って下地から修理する必要があり、キズ消しワックスやコンパウンドに比べると難易度が一気にアップします。
また、初心者が修理してもプロのようにキレイに修理することは難しく、最悪の場合は失敗して時間とお金が無駄になってしまう可能性も十分に考えられます。
特に、塗装作業は初心者には難しく、色ムラや液ダレになることもあるので、自身のない方はプロに依頼するのが賢明です。
車の深い傷を自分で修理する方法
車の深い傷を自分で修理するのは難しいとお伝えしましたが、プロに依頼すると数万円の修理代がかかってしまいます。
そのため、なるべく自分で修理したいと考える方も多いはずです。
ここでは、車の深い傷修理におすすめの修理方法について解説していきます。
1_タッチアップペン
車の深い傷修理でもっとも簡単な方法がタッチアップペン(通称:タッチペン)を使った方法です。
タッチペンは簡単に塗装を施すことができる優れもので、深い傷修理では重宝されます。
とはいえ、下地まで傷が入っている場合はタッチペンでも修理はできず、パテが必要になるので注意が必要です。
それでは、タッチペンを使った修理手順をお伝えします。
■準備するもの
・コンパウンド(極細・液体)
・耐水サンドペーパー
・マスキングテープ
・タッチペン
■修理手順
➀車を水洗いし、汚れやほこりをキレイに落とします。
➁下処理としてコンパウンド(極細)である程度傷を磨くと仕上がりがキレイになります。
➂耐水サンドペーパーで、傷の内部に埋まっている汚れを取ります。
➃傷口の周りをマスキングテープで覆い、ほかの場所に塗料がつかないようにします。
➄ボディカラーと同じカラーのタッチペンを傷口に付けていきます。この時、なぞるように塗るのではなく、点を打つように塗料をつけるのがポイントです。
⑥タッチペンでの塗装が完了したら1週間ほど自然乾燥させます。
⑦再度マスキングテープを貼って、盛り上がった塗料を耐水サンドペーパーで削っていきます。
⑧マスキングテープを剥がし、コンパウンド(極細)で平らになるまで研磨していきます。
⑨最後に液体コンパウンドで仕上げれば完了です。
2_パテ
傷が深く、下地までえぐれてしまっている場合はタッチペンではなく、パテを使った修理が必要になります。
しかし、パテを使った修理はあまりおすすめしません。
なぜなら、パテを使った修理は難易度が高く、初心者が一朝一夕でできるものではありません。
深くえぐれた傷で下地まで見えている場合は、一度プロに見てもらうようにしましょう。
3_エアータッチスプレー
車の深い傷修理には、タッチペンを装着するだけで使えるエアータッチスプレーも有効です。
タッチペンでは表面がデコボコしてしまいがちですが、エアータッチスプレーならその心配はなく、初心者の方でも安心して使用することが可能です。
エアータッチスプレーと通常のスプレーの大きな違いは「塗装範囲」です。
エアータッチスプレーは、極細スプレーなので塗装範囲が狭く、ピンポイントで傷口の塗装を施せます。
それでは、エアータッチスプレーを使った修理手順をお伝えします。
■準備するもの
・エアータッチスプレー
・タッチペン
・耐水サンドペーパー
・シリコンオフ(脱脂)
・マスキングテープ
・光効果パテ
・ぼかし剤
■修理手順
①傷口を洗い、付着した汚れを落とします。
②スプレーする範囲周りにマスキングテープを貼り、塗料が付かないようにします。
③耐水サンドペーパーで修理箇所を研磨し、表面を平らにします。
④研磨が完了したら、シリコンオフで油分をふき取ります。
⑤光硬化パテを傷口箇所に塗り、付属のヘラで伸ばしていきます。
⑥5分~10分程度乾燥させ、パテが硬化したら耐水サンドペーパーで再び研磨し、表面を平らにします。
⑦研磨が完了したら、傷が見えなくなるまで数回にわけてスプレーを吹きかけます。
⑧仕上げにぼかし剤で境界線を目立たなくすれば完了です。
車の深い傷を修理できる専門業者の特徴
車の深い傷を修理できる専門業者は、
・ディーラー
・カー用品店
・板金業者
の大きく3つあります。それぞれのメリット・デメリットは、以下のとおりです。
専門業者 | メリット | デメリット |
ディーラー | ・サービスの質が高い ・純正パーツを取扱うため安心感がある | ・修理代が高額 ・修理期間が長くなる |
カー用品店 | ・店舗数が多い ・ディーラーより修理代が安い | ・修理内容によっては受け付けてもらえないことがある |
板金業者 | ・修理代が安い ・修理時間が短い | ・店舗によって技術に差がある |
専門業者を選ぶ際は、それぞれのメリット・デメリットを考慮して検討しましょう。
ディーラー
「車の修理」と聞いて、一番に思い浮かぶのはディーラーではないでしょうか。
各メーカーの正規販売店ということもあり「信頼」と「実績」は申し分ありません。
サービスの質も高く、安心して修理を依頼できるでしょう。
しかし、修理代は他の専門業者よりも高く、修理代を安くしたいと考えている方にはネックとなります。
カー用品店
イエローハットやオートバックスなどのカー用品店でも、車の修理は可能です。
全国展開されているので、どこでも気軽に行くことができ、ディーラーよりも安く修理できることが多いです。
しかし、損傷具合によっては修理を断られることもあるので注意しましょう。
板金業者
3つの専門業者の中で、もっとも修理代が安いのが板金業者です。
ディーラーやカー用品で10,000円以上かかる修理も、板金業者なら数千円で修理できることもあります。
また、板金業者は自社で工場を持っているので修理期間も短く、とにかく早く修理したい方におすすめです。
しかし、店舗によっては技術に差があることも多いので、Googleの口コミを確認しながら慎重に選ぶようにしましょう。
車の深い傷にかかる修理代を安くする方法
車の傷は修理代が高く、とくに深い傷は修理代が高額になることも考えられます。
そのため、修理代を少しでも安くしたいと考える方も多いはずです。
ここでは、深い傷修理にかかる修理代を安くする方法を3つ紹介していきます。
自分で修理する
車の修理代を安くしたいなら自分で修理するのがベストです。
しかし、浅く小さな傷なら初心者でも簡単に修理できますが、深い傷となると下地処理や塗装が加わってくるので難易度は一気にあがります。
修理に失敗すると時間も労力も無駄になり、余計に修理代もかかってしまうので、自信がない方ははじめから専門業者に依頼するのが賢明といえます。
一般的に、深い傷を自分で修理する際にかかる費用は、5,000円~10,000円程度です。
交換の際は中古パーツを使う
車の損傷が激しい場合は、板金修理ではなく交換になる可能性があります。
通常修理なら数万円で済む傷でも、交換となるとパーツによっては10万円を超えることもあり、高額費用に驚くこともあるでしょう。
そのため、パーツ交換の場合は新品パーツではなく安い中古パーツを使うのもひとつですが、特殊なボディカラーの場合は中古パーツを使った交換ができない可能性があるので注意が必要です。
修理代を安くするために中古パーツを使用する際は、一度専門業者に相談してみましょう。
修理代の安い専門業者を探す
車の修理代は専門業者によって金額が大きく異なります。
そのため、修理代を安くしたい場合は、なるべく安い専門業者を探す必要があります。
一般的にはディーラーが高く、板金業者が安いですが、安ければ良いというわけではありません。
修理代が安いだけで作業が雑な専門業者もあるので、依頼する前にgoogleの口コミや評判などを確認することをおすすめします。
車の深い傷|修理代の相場や安い業者とは
車の修理代は、傷の大きさにもよりますが専門業者によっても大きく異なります。
それでは、どこの業者が安いのか、さっそく見ていきましょう。
車の深い傷:傷
一口に、車の深い傷といっても、パーツや傷の大きさによって修理代は異なります。とくに、傷つきやすいパーツの修理代の相場は、以下のとおりです。
パーツ | 軽度の傷(10cm以内) | 中度の傷(20cm以内) | 重度の傷(20cm以上) |
バンパー | 20,000~30,000円 | 30,000~50,000円 | 45,000円~ |
ドア | 25,000~40,000円 | 40,000~60,000円 | 50,000円~ |
フェンダー | 35,000~50,000円 | 50,000~70,000円 | 60,000円~ |
車の深い傷は、単純な板金だけでなく、塗装作業も加わってきます。そのため、通常の傷に比べて修理代は高くなる傾向にあります。
●バンパー
バンパーの深い傷は、10cm以内の小さな傷で20,000~30,000円程度が相場です。ほかのパーツに比べると安いですが、それでも20,000円以上かかるので注意が必要です。また、ぶつかった衝撃が大きく、バンパーが割れてしまった場合は交換が必要になるケースもあります。交換となると、安くても50,000円程度。車種によっては100,000円を超えることもあるので注意しましょう。
●フロントドア・リアドア
フロントドアやリアドアも傷つきやすいパーツです。ブロック塀などに擦った際は、広範囲の傷になることも多く、修理代はやや高めに設定されています。また、素材によっては板金修理が難しいこともあり、その場合は交換が必要になります。ドアの交換は100,000円を超えることがほとんどなので、一度専門業者に相談することをおすすめします。
●フェンダー
電柱やブロック塀に車を擦った際、バンパーやドアだけでなくフェンダーも傷つくことがあります。車種によっては、フェンダーの取り外しができないこともあり、修理代は比較的高めに設定されています。一般的には、10cm以内の傷で35,000~50,000円程度ですが、車種や塗装によってはさらに高額になるので注意しましょう。
車の深い傷:へこみ
続いては、へこみが伴う深い傷の修理代相場です。
ボディへこみ傷(10cm以内) | ボディへこみ傷(20cm以内) | ボディへこみ傷(20cm以上) | |
ディーラー | 65,000円~75,000円 | 75,000円~85,000円 | 85,000円~ |
カー用品店 | 45,000円~55,000円 | 55,000円~65,000円 | 65,000円~ |
板金業者(※) | 25,000円 | 35,000円 | 45,000円~ |
※弊社の修理代
※各修理代:弊社調べ
車の深い傷|修理代を安くなるならムーンショットにお任せ!
車の深い傷修理は、安くても数万円以上かかってしまいます。
また、損傷がひどくへこみがある場合は、さらに高額になることが予想されます。
しかし、車の修理にそこまでお金をかけられないという方も多いはずです。
そんな方は、一度ムーンショットにご相談ください。
すぐに見積りが欲しい方に、スピード見積もりも実施しております。
完全無料のオンライン見積もり依頼はこちら👇
https://moonshot-stk.jp/estimate
まとめ
車の深い傷は塗装が剥がれていることが多いので、早急な対応が必要です。
しかし、タッチペンやパテなどの専用道具を使用すれば自分で修理することも可能ですが、深い傷の修理は初心者では難易度が高くなります。
そのため、専門業者に依頼するのがベストといえますが、専門業者への依頼は自分で修理するよりも高くなってしまいます。
「自分で修理するのは難しい、でも安く修理したい」という方は、下記の方法を検討してみてください。
・交換の際は中古パーツを使う
・安い専門業者を探す
もし、安い専門業者をお探しなら、業界トップクラスの安さを誇るムーンショットまでお気軽にお問い合わせください。
最新コラム記事
-
車の板金塗装の相場はいくら?パーツ別・専門業者別で徹底解説
2024.11.05
自分の愛車に「擦り傷」や「凹み」ができるとショックですよね。すぐに修理したいけど、車の板金塗装は高いのではないかと不安に思っている方も多いでしょう。そこで、この記事では車の板金塗装の相場から、費用を安...
-
車のバンパー塗装は自分でできる?ひび割れの原因やDIY法を紹介
2024.11.04
車に長く乗っていると、バンパーの塗装が剥がれたりひび割れが発生したりすることもあるでしょう。そんな時、自分で塗装修理をするのか専門業者に依頼するのか、悩みますよね。そこで、この記事ではバンパー塗装を自...
-
板金塗装
車をぶつけた際の修理代はいくら?保険利用についても徹底解説!
2024.11.03
車をぶつけてしまった際にまず心配になるのが修理代です。どれくらいの費用がかかるのか、どの修理業者に依頼すればいいのか、また保険を使うべきなのかといった疑問が多くの方に浮かぶことでしょう。そこで本記事...
-
バンパー修理
樹脂製バンパーの傷修理!気になる値段やカラードバンパーについて
2024.11.02
「バンパーに傷が!」「バンパーの傷修理はどうする?」バンパーは車の前と後ろに装備されているため、傷がつきやすいパーツのひとつでもあります。傷がついたら修理することになりますが、修理する前に樹脂製バン...
コラムカテゴリ
SPECIAL PRICE激安価格
ドアミラーカバー(片側)
3,300円
バンパー擦り傷(10㎝以内)
2,480円
バンパー凹み(10㎝以内)
16,500円
バンパー切れ(1ヶ所)
27,500円
ボディー擦り傷(10㎝以内)
27,500円
ボディー凹み傷(10㎝以内)
33,000円