車の凹みはパテ埋め修理!DIYで修理できる?修理方法を詳しく解説
2023年03月13日
車の凹み修理にはパテがおすすめですが、修理方法が分からない方も多いはずです。
また、凹みの程度によっては自分で修理することができず、専門業者に依頼するケースも考えられます。
そこで、この記事ではパテを使ったDIY修理方法や専門業者に依頼した際の修理代など、詳しく解説していきます。
車の凹み修理はパテの使い分けが重要
車の凹み修理はパテを使うのが一般的ですが、実はパテにはいくつかの種類があります。
パーツや状況によって適したパテは異なるので、それぞれの特徴を知っておきましょう。
・厚づけパテ:深さ2cm程度の少し深い傷
・薄づけパテ:深さ2mm程度の浅い傷
・超軽量パテ:深さ3cm程度の深い傷
・クイックパテ:深さ7mm以内の浅い傷
他にもパテの種類はたくさんあり、使い分けが難しいかもしれませんが、初心者の方は「厚づけパテ」と「薄づけパテ」の2種類を覚えておきましょう。
【修理方法】パテ修理はDIYでもできる?
パテを使ったDIY修理で車の凹みを修理することは可能です。
しかし、コンパウンドやタッチペンなどのキズ消し剤と比べて、パテ修理は難易度が格段
にアップします。
失敗するリスクもあるので、自信のない方や不安な方は専門業者に依頼するようにしましょう。
それでは、パテを使ったDIY修理の手順をお伝えします。
STEP1:耐水サンドペーパーで研磨
はじめに、補修箇所の汚れを落とし、耐水サンドペーパー(150番)で塗装を剥がします。
その後、耐水サンドペーパー(320番)で周囲との段差をなるべくなくすようにします。
この時、実際の凹み箇所よりも一回り広く研磨するのがポイントです。
取り切れない塗装は、スクレーパーなどを使ってキレイに剥がしましょう。
STEP2:脱脂
油分が残っていると、塗装しても剥がれ落ちてしまう可能性が高まるので、先に脱脂しておくのがポイントです。
シリコンオフをスプレーして、乾いた布やタオルでふき取ります。
STEP3:厚づけパテを塗る&研磨
ヘラを使って厚づけパテを凹み箇所の中心から塗っていきます。
中心から塗るのは、凹み箇所は分厚く、周辺部分が薄くなるようにするためです。
厚づけパテを塗り終わったら、耐水サンドペーパー(600番)で研磨していきます。
STEP4:薄づけパテを塗る&研磨
続いて、上から薄づけパテを同じように塗っていき、耐水サンドペーパー(600番)で研磨します。
研磨中、パテ埋めをした箇所に気泡が入ったら、再度薄づけパテを塗って研磨します。
研磨は仕上がりのクオリティーを決める重要な作業です。
手で触って段差がないぐらいまで均等に研磨しましょう。
STEP5:コンパウンドで仕上げ
仕上げにコンパウンドシートで軽く研磨していきます。
塗装の密着性を高めるのが目的です。
パテ修理自体はこれで完了ですが、必要に応じて塗装作業に移りましょう。
パテ修理をDIYでする際の注意点
車の凹みはDIYで修理できるとお伝えしましたが、パテを使った修理の際には注意点がいくつかあります。
適当にパテを塗って、適当に塗装するだけではキレイに修理することができません。
DIY修理ではプロのようにキレイに修理することは難しいかもしれませんが、なるべく新品に使い状態に戻せるように、ポイントを抑えておくことをおすすめします。
パテを使って車の凹みを修理する際の注意点はこちらです。
・下地処理をしっかり行う
・パテは手早く塗る
・マスキングテープは広範囲に設定する
それでは、詳しく解説していきます。
下地処理をしっかり行う
パテを使った凹み修理において、下地処理はとても重要な工程です。
下地処理を怠ると、塗料がキレイに乗らなかったりすぐに劣化してひび割れを起こしたりする可能性があります。
具体的にポイントとなるのは「脱脂」で、パテを塗る前に脱脂をして車に付着している油分を取らないと、パテや塗装が剥がれやすくなります。
脱脂にはシリコンオフスプレーが必要になり、購入や作業が面倒に感じる方もいるかもしれませんが、塗装がすぐに剥がれてしまっては意味がありません。
パテを使って車の凹みを修理する際は、必ず下地処理を行うようにしましょう。
パテは手早く塗る
初心者の場合、丁寧に塗ろうと思いゆっくりパテを塗りがちですが、パテは手早く塗るのが上手く修理するコツです。
パテは時間が経つと硬化してしまう性質があるので、ゆっくり揺っているとパテはどんどん硬くなり、ボディの凹凸や色ムラの原因にもつながります。
パテ修理が初めてで要領が分からないと、どうしても丁寧に塗ってしまいますが、キレイに修理するためにもパテは手早く塗るようにしましょう。
そのため、不安な方は、車に塗る前にダンボールなどで練習しておくことをおすすめします。
マスキングテープは広範囲に設定する
パテを塗って乾かした後、最終仕上げはスプレーで塗装することになりますが、その際にマスキングテープは広範囲に設定するようにしましょう。
スプレーを使っての塗装は、思ったよりも周囲に飛び散ります。
そのため、関係のない場所まで塗料が飛び散らないように、マスキングテープは少し広めに設定しておきましょう。
車の凹み修理は専門業者に依頼しよう!
先述したように、パテを使っての修理は難易度が高く、板金修理に慣れていないと上手くできない可能性があります。
また、自分で修理できる範囲なのかどうかの判断も素人ではなかなか下せません。
そのため、車に凹みができた場合は、一度専門業者に相談するのがベストです。
車の凹み修理を依頼できるのは、主に「ディーラー」「カー用品店」「板金業者」の3つになります。
修理代は損傷具合や車種によっても変動しますが、専門業者によっても大きく変わります。
それでは、専門業者ごとの修理代の相場を見ていきましょう。
【車の凹み:修理代】
ボディのへこみ(10cm以内) | ボディのへこみ(20cm以内) | ボディのへこみ(20cm以上) | |
ディーラー | 60,000円~ | 70,000円~ | 80,000円~ |
カー用品店 | 40,000円~ | 50,000円~ | 60,000円~ |
板金業者(※) | 25,000円 | 35,000円 | 45,000円~ |
※弊社の修理代
※各修理代:弊社調べ
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まとめ
車の凹み修理にはパテが有効ですが、DIYで修理するには少し難易度が高いといえます。
また、失敗するとパテを剥がす必要があり、余計に修理代がかかってしまう恐れもあります。
そのため、パテが必要なほどの凹みの場合は、潔く専門業者に相談するのがベストです。
パテを使った修理方法や修理代の相場など、この記事が参考になれば幸いです。
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