車の凹みの修理代はどのくらい?業者別の相場や自分で修理する方法を解説
2025年04月15日
壁や障害物にぶつかって車が凹んでしまい、対処に悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
車の凹みは自分で修理できるのか、専門業者に依頼した場合の修理代はどのくらいかなど、分からない方も多いでしょう。
本記事では、車の凹み修理の費用相場や自分で修理する方法について詳しく解説します。
車に凹みができて困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
車の凹み修理にかかる修理代の相場とは

車の凹み修理は、専門業者やパーツによって修理代の相場が大きく異なります。
ボンネットの凹み修理代
ボンネットの凹み修理代は、10㎝以内の小さなものでも30,000円以上かかります。
また、塗装の種類がメタリックやパールなどの特殊な場合では、50,000円を超えるケースもあるでしょう。
さらに、20㎝以上の大きな凹みになると10万円を超える可能性があります。
ドアの凹み修理代
ドアの凹みの修理代は、以下のとおりです。
ドアの凹み(10cm以内) | ドアの凹み(20cm以内) | ドアの凹み(20cm以上) | |
ディーラー | 60,000円~ | 70,000円~ | 80,000円~ |
カー用品店 | 40,000円~ | 50,000円~ | 60,000円~ |
板金業者(※) | 33,000円 | 44,000円 | 55,000円~ |
※弊社の修理代
※各修理代:弊社調べ
ドアの場合、内部に電気系統があるため、高額になることが多いです。
また、損傷が激しく交換が必要な場合は、10万円以上かかることもあるので注意しましょう。
ルーフの凹み修理代
ルーフは板金作業が難しいため、修理代が高額になるパーツのひとつです。
一般的には10㎝以内の小さな凹みで30,000円〜70,000円程度、20㎝以上の大きな凹みになると80,000円〜10万円程度が相場です。
また、板金修理だけなら問題はありませんが、ルーフを交換すると「修復歴者」となり、売却時の査定に影響する可能性があるので注意しましょう。
トランクの凹み修理代
トランクやバックドアも修理代が高額になるパーツです。
10㎝以内の小さな凹みで30,000円〜60,000円、20㎝以上の大きな凹みになると70,000円〜10万円程度が相場です。
バンパーの凹み修理代
バンパーの凹みの修理代は、以下のとおりです。
バンパーの凹み(10cm以内) | バンパーの凹み(20cm以内) | バンパーの凹み(20cm以上) | |
ディーラー | 25,000円~35,000円 | 35,000円~45,000円 | 45,000円~ |
カー用品店 | 20,000円~ | 30,000円~ | 40,000円~ |
板金業者(※) | 16,500円 | 22,000円 | 27,500円~ |
※弊社の修理代
※各修理代:弊社調べ
20,000円〜50,000円程度が相場といえます。
ただし、バンパーの凹み修理は脱着作業が必要なケースがあり、プラスで工賃が発生することを頭に入れておきましょう。
ボディの凹み修理代
ボディの凹みの修理代は、以下のとおりです。
ボディの凹み(10cm以内) | ボディの凹み(20cm以内) | ボディの凹み(20cm以上) | |
ディーラー | 60,000円~ | 70,000円~ | 80,000円~ |
カー用品店 | 40,000円~ | 50,000円~ | 60,000円~ |
板金業者(※) | 33,000円 | 44,000円 | 55,000円~ |
※弊社の修理代
※各修理代:弊社調べ
ボディの凹みの修理をディーラーやカー用品店で依頼すると、安くても40,000円以上はかかると想定しておきましょう。
凹み具合や車種によっては10万円を超える可能性もあるので、注意が必要です。
また、凹み修理と同時に、傷の修理や塗装が必要になるので、合計金額を確認しておくと安心です。
車の凹みの修理代が高くなる3つのケース

車の凹みの修理代が高くなる3つのケースを紹介します。
損傷の程度が大きいケース
凹みの面積が広かったり、深部の金属にまでダメージが及んでいたりすると、作業工程が増え、高度な修理技術が必要とされます。
さらに、損傷が複数箇所にわたると、それだけ修理箇所が増えるため、部品交換や塗装の範囲が広がり費用がかさむでしょう。
特に最近の車は複雑な構造やセンサーの搭載が多いため、修理後の調整作業も必要になり、コストが上がるケースがあります。
ADAS(先進運転支援システム)を搭載しているケース
ADAS(先進運転支援システム)は、ドライバーや歩行者の安全を実現するために導入されている機能です。
バンパーやフロントガラスなどに内蔵されたセンサーやカメラが損傷すると、修理後に「エーミング」と呼ばれる調整作業が発生します。
エーミングには専用の機器と高い技術が必要なぶん、工賃が上乗せされます。
安全性能の向上のため、ADASを搭載した車も多く、思った以上に修理代が高くなるケースもあるでしょう。
部品の交換が必要なケース
凹みの程度が大きく、板金やパテなどでの修理が難しい場合は、部品の交換が必要です。
たとえば、バンパーやドアなどのパネル部分に深い傷や割れが生じると、修理よりも交換のほうが良いと判断される場合があります。
純正パーツを使用する場合は費用が高い傾向にあり、輸入車や高級車はさらに料金が上乗せされます。
加えて、交換後には塗装や取り付け作業も必要なため、全体の修理代が高額になりかねません。
車の凹みを修理する方法

車の凹みを修理する方法は「専門業者に依頼する」「自分で修理する」の2つです。
専門業者に依頼する
1つ目の方法は、ディーラーやカー用品店、板金業者などの専門業者に依頼する方法です。
専門業者に依頼するメリットは、失敗がなくキレイに仕上がること。
初心者が凹み修理をするハードルは高いため、プロである専門業者に依頼するのが賢明です。
また、凹み具合やパーツによっては修理ができず、交換が必要になるケースもあります。
修理できるのか、交換が必要なのかなどの専門的な判断を下してもらえるのも、専門業者に依頼する大きなメリットといえます。
一方、専門業者に依頼するデメリットは、修理代がかさむことです。
依頼する業者や凹み具合によっても異なりますが、およそ30,000円〜70,000円、場合によっては10万円を超えることもあります。
特に凹み修理は高額になるケースが多いので、依頼する際はなるべく安い業者を探すようにしましょう。
自分で修理する
2つ目の方法は、自分で修理する方法です。
車の凹みはドライヤーやハンマーを使って修理できます。
また、イエローハットやオートバックスなどのカー用品店が取り扱う市販の修理キット(デントリペア)でも修理可能です。
自分で修理する最大のメリットは、修理代が安い点でしょう。
市販の修理キットは2,000円程度で購入でき、専門業者への依頼と比較すると大きな差があります。
しかし、ドライヤーやハンマーを使ったからといって、必ずしも完璧に修理できるわけではありません。
また、市販の修理キットは平らな場所でしか使用できない点がデメリットです。
自分で車の凹みの修理をするのは難易度が高いので、不安な方は専門業者に相談しましょう。
車の凹みを自分で修理する4つの方法

自分で車の凹みを修理する方法を4つ解説します。
ドライヤーで温める
熱を加えると膨張するという車のボディの性質を利用して、凹みを修理できる可能性があります。
熱湯を使用しても良いですが、よりピンポイントで熱を加えられるドライヤーがおすすめです。
手順は簡単で、ドライヤーで熱を加え、裏側から少しずつ押し出すだけです。
簡単な方法ではありますが、やけどには十分注意して行うようにしましょう。
裏からハンマーで叩く
凹み箇所の裏側からハンマーで叩いて、修理する方法です。
車のボディは意外と柔らかいので、軽く叩くだけで凹みが元に戻る可能性があります。
しかし、叩きすぎたり力が強すぎたりすると、ボディがボコボコになりかねないので注意が必要です。
また、ハンマーは金属製ではなく、力の伝達が弱い樹脂製のものを使用するのがおすすめです。
吸盤・修理キットを使用する
ドライヤーで温めた後に、吸盤で引っ張り出すという方法もあります。
これは、板金業者なども行っている方法で、成功すればキレイに修理できる可能性があります。
また、イエローハットやオートバックスなどのカー用品店で販売されている修理キットを使っても修理は可能です。
価格も2,000円程度とリーズナブルなので、気になる方はチェックしてみてください。
ただし、吸盤にしても修理キットにしても、ドアやボンネットなどの平らなパーツにしか使用できません。
凹み箇所によっては使用できない場合があるので、頭に入れておきましょう。
パテ埋め
最終手段としてパテを使用する方法があります。
ドライヤーやハンマーなどで修理できない凹みでも、パテを使用すればキレイに仕上がります。
しかし、パテ修理には専門的な技術が必要になるため、初心者の方にはあまりおすすめできません。
パテを使用するほどの凹みの場合は、専門業者に相談するのが賢明といえます。
車の凹みを自分で修理するリスク

費用負担を最小限に抑えるために、できるだけ自分で車の凹みを修理したいと考えるかもしれません。
しかし、凹みを自分で修理すると、以下の2つのリスクがあります。
・見た目がさらに悪くなる
・修理代がさらに高くなる
たとえば、ドライヤーで熱して樹脂が溶けてしまった場合、変形して見栄えが悪化するかもしれません。
また凹み箇所の裏側を不適切にハンマーで叩くことで、ボディがボコボコになって修復範囲が広がってしまうケースなどもあります。
車の状態が悪くなると、結果的により高額な修理代を支払うことになりかねません。
過去に修理の経験がある方ならまだしも、初心者は手出ししないのが賢明といえます。
車の凹みの修理代を安く抑えるコツ

車の凹みの修理代を安く抑えるコツは3つあります。
板金業者に依頼する
車の修理には、板金業者がおすすめです。
ディーラーに修理を依頼すると、下記のデメリットがあります。
・手数料やマージンで費用が上乗せされる
・修理は外注されることが多い
・修理にかかる時間が長い
板金業者であれば、ディーラーと比べてスピーディーかつ安価に対応してくれるケースがほとんどです。
パーツ交換の場合は中古パーツを使用する
修理代を抑えるのであれば、汎用パーツやリビルドパーツなどを使用できないかを確認しておくことが大切です。
基本的には修理の見積もりをとった際に、中古パーツを使えるのか伺えば答えてくれます。
ただし、純正の部品でしか対応できないケースもあるため、必ず確認しましょう。
複数業者に見積もり依頼を出す
車の凹みによる修理代は、業者によって大きく異なります。
そのため、1社だけでなく複数業者に見積もりを出して、修理代を比較するようにしましょう。
ただし、修理代の安さだけに着目するのはおすすめできません。
なぜなら業者によって技術力に差があるからです。
修理代だけではなく、見積もりの内容や業者の口コミも確認しましょう。
車の凹みの修理代を抑えるならムーンショットにお任せ!

車の修理代は高く、ディーラーに依頼すると、ちょっとした傷でも30,000円〜50,000円近くかかる場合があるでしょう。
修理代の安さを求めるなら板金業者がおすすめですが、中でも激安価格でサービスを提供しているのがムーンショットです。
たとえば、バンパーの擦り傷(10cm以内)であれば、2,480円で承っています。
「車の修理は高い」と思っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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まとめ
車の凹みの修理代は、業者やパーツ、傷の程度によっても異なりますが、数万円かかるのが一般的です。
多少の凹みであれば、自分で修理できますが、逆にボディを傷つけてしまう場合もあるので注意しましょう。
より安全にキレイに仕上げるには、板金業者に依頼するのがおすすめです。
ムーンショットは、スマートフォンで簡単に見積もり依頼ができるので、お気軽にお問い合わせください。
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