車のドアの凹み修理にかかる値段は?安く修理できる専門業者とは
2024年03月12日
車のドアにできた凹み傷。
修理にどのくらいの値段がかかるのか気になりますよね。
実は、車の凹み修理は、依頼する専門業者によっても値段は大きく変わるものです。
費用を抑えるため自分で修理するという手もありますが、何が一番得策なのか、この記事で詳しくお伝えしていきます。
車のドアの凹みを放置するのは良くない?
愛車のドアに凹み傷ができた際、そのまま放置している方も多いのではないでしょうか。
多少の凹みならあまり目立たないのでそのまま放置してしまいがちですが、塗装が剥がれている場合は悪化する恐れもあるので注意が必要です。
塗装が剥がれ下地が見えている場合、サビになり最悪の場合穴があいてしまいます。
その穴から雨が入ると電気系統にダメージを与えることもあるので、早めの対処がおすすめです。
車のドアの凹みはどうやって修理するべき?
車のドアにできた凹み傷は、どのように修理するのが良いのでしょうか。
また、修理するにはどのくらいの値段がかかるのか、「自分で修理する場合」「板金塗装が必要な場合」「交換が必要な場合」3つのケースをお伝えしていきます。
自分で修理する場合
凹みが小さく、塗装剥がれもひどくない場合は自分で修理することも可能です。
一般的にはドライヤーやハンマー、市販の修理キットを使用することがほとんどですが、凹み修理は一歩間違えると却ってボディを壊してしまうこともあるので注意しましょう。
とはいえ、自分で修理することのメリットは安く修理できるところです。
ドライヤーやハンマーが家にあれば0円で修理でき、市販の修理キットなど必要道具を揃えても5,000円以内で収まるでしょう。
板金修理に慣れていて、サッと修理したい方は自分で修理してもいいのですが、失敗したくない方は小さな凹みでも専門業者に依頼することをおすすめします。
板金塗装が必要な場合
板金塗装が必要な凹み傷の場合は専門業者に依頼することになるでしょう。
車の凹み修理を依頼できる専門業者は、主にディーラー、カー用品店、板金業者の3つになります。
専門業者によっても値段は変わりますが、凹み修理(10cm以内)の場合は最低でも40,000円以上はかかると思っておきましょう。
交換が必要な場合
板金修理ができないほどの大きな凹みや、ドアの素材がアルミやカーボンの場合は交換が必要になります。
ドアの交換となると板金修理よりも高額になり、国産車で10万円以上、外車の場合は30万円以上かかってしまいます。
高いと感じるかもしれませんが、ドアの交換は作業工程が多く、高い技術力が必要になるため、作業工賃が高くなるのです。
また、ドアと一緒にフレームが歪んでいる場合は、さらに高額になる可能性があるので注意しましょう。
車のドアの凹みを自分で修理する方法
ドアの凹みが小さければ、自分で修理することも可能です。
主な修理方法は、以下のとおりです。
・熱湯・ドライヤーで熱を加える
・ハンマーで裏から叩く
・市販の修理キットを使う
どの方法も確実に修理できるものではありませんが、専門業者に依頼する前に一度試してみるのもひとつでしょう。
それでは、それぞれの修理方法を紹介します。
熱湯・ドライヤーで熱を加える
熱湯やドライヤーなどで車のドアに熱を加え、柔らかくなったところを裏から押すことで、凹みが直ることがあります。
これは、熱を加えると柔らかくなる車のボディの性質を利用した方法で、家にあるもので修理できるためお金がかかりません。
しかし、この方法は樹脂製のバンパーなどに有効であり、ドアの金属部分は裏から押すことが難しい可能性があります。
その場合は、熱湯やドライヤーで温めた後に、吸盤工具などで引っ張り出すと良いでしょう。
熱湯やドライヤーでドアが高温になることがあるので、やけどしないように十分注意して作業することをおすすめします。
ハンマーで裏から叩く
凹み部分の裏側をハンマーで叩くことで、凹みを戻す方法があります。
原始的なやり方ですが、誰でも簡単に出来る修理方法のひとつです。
注意点は、ドアの内部には電気系統が組み込まれていることがあり、脱着作業が難しいことです。
車の知識がないと「取り外しはできても、取り付け方が分からない」という事態になる可能性もあるので、十分注意しましょう。
市販の修理キットを使う
もっとも確実に修理できるのは、市販の修理キットを使用する方法です。
修理キットには「引っ張り出す」「押し出す」の2種類があり、修理箇所などを見て使いやすい方を選びましょう。
注意点は、修理キットは平らな部分でしか使用できないことです。
ボンネットやドアなどの平らなパーツなら使用可能ですが、湾曲部分や取り付け部分などの凹み修理は難しい場合があるので注意しましょう。
ドアの凹み修理が高額になる3つのケース
通常の傷修理に比べて、ドアの凹み修理は高額になります。
これは、単純に凹みや傷の面積が大きくなる可能性が高いことと、ドアの内部には電気系統が搭載されているからです。
電気系統が搭載されている場合は、専門的な知識や技術が必要になり作業工数も増えるので、値段が高額になる可能性が高くなります。
それ以外にも、ドアの凹み修理が高額になるケースはこちらの3つです。
➀バックドアの凹み
車のドアと聞くとサイドドアをイメージする方が多いと思いますが、バックドアが凹んでしまうケースも考えられます。
バックドアには、車間距離を検知するセンサーやモニターなどが設置させていることも多く、その場合はサイドドアよりも高額になることがあります。
10cm以内の比較的小さな凹みでも40,000~60,000円、交換となると塗装の種類や車種にもよりますが安くても10万円はかかるでしょう。
サイドドアと修理にかかる値段が異なることがあるので、見積りは必ず確認するようことをおすすめします。
➁複数パネルの凹み
ドアが凹んでしまった場合は、その他のパネルにも傷や凹みがないか確認しましょう。
例えば、曲がり角でぶつけたなら、フェンダーやサイドステップにも傷がついている可能性があり、駐車の際にぶつけたならバンパーにも傷がついている可能性があります。
通常ならドアの凹み修理だけで済むはずが、パネルの数が増えると修理にかかる値段も高額になってしまうので注意が必要です。
見積りの際に「高い!」と感じたら、ドア以外のパネルも含まれてないか確認しましょう。
➂フレームの歪み
ドアが凹んだ際に注意しなければいけないのがフレームの歪みです。
フレームは車の骨格部分にあたり、歪んでしまうと「まっすぐ走行できない」「タイヤの摩耗が早い」など危険な状態になります。
また、フレームの歪みを修理すると「事故車扱い」となり、売却時の査定額に大きく影響してしまいます。
損傷具合にもよりますが、フレームの歪み修理は専門的な技術が必要になるため、安くても10万円以上、場合によっては100万円程度かかることもあります。
ドアの凹みだけならまだいいのですが、ぶつけた時の衝撃が大きかった場合はフレームに歪みが生じている可能性があるので注意しましょう。
車のドアの凹み修理はどこに依頼するべき?
車のドアの凹み修理を依頼できる業者は、ディーラー、カー用品店、板金業者の3つです。
それぞれの特徴を踏まえ、自分のニーズに合った業者に依頼するようにしましょう。
ディーラー
ディーラーは技術力が高く、修理のクオリティが高いのが特徴です。
ただし、修理にはメーカーの純正部品を使用し、費用を抑えるために中古部品を使用したりすることはありません。
また、板金修理は外部の専門業者に依頼することが多く、その場合はディーラーのマージンが修理費に上乗せされます。
そのためディーラーの修理費用は、専門業者の中では、最も高くなっています。
ただし、修理品質や信頼性が高いので、修理費用が高くても、修理品質を重視する人に向いています。
カー用品店
カー用品店は店舗数が多く、気軽に利用できるのが特徴です。
車検整備などを行っている店舗もあり、小さな傷であれば、併設の工場でスピーディに修理してくれます。
ただし、ディーラーと同様に、大きな傷は外部の板金塗装業者に外注することが多いです。
その場合は、外注代金にカー用品店の中間マージンが上乗されるため、修理費用はディーラーと余り変わらなくなります。
手近な所で、小さな傷を、素早く修理したい人に向いているでしょう。
板金業者
板金修理を専門的に行う板金業者は、高い技術力を持っているのが特徴で、主に保険会社やディーラーから、板金塗装を受注しています。
ディーラーやカー用品店のように、一般的ではありませんが、ディーラーと同様の修理品質が得られるでしょう。
直接依頼すれば、中間マージンが不要なので、ディーラーより修理費用を安く済ませることができます。
また、修理費用を抑えるために中古部品の使用や手配に応じてくれることもあります。
安い費用で高い修理品質を得たい人は、板金業者に依頼するとよいでしょう。
【専門業者別】車のドアの凹み修理代
車を壁や電柱などの障害物にぶつけてしまい、ドアが凹んでしまうこともあるでしょう。ドアの凹み修理代は、傷の大きさに加えて「依頼する専門業者」でも異なります。専門業者ごとの修理代の相場は以下のとおりです。
【ドアのへこみ:修理代】
専門業者 | ドアのへこみ(10cm以内) | ドアのへこみ(20cm以内) | ドアのへこみ(20cm以上) |
ディーラー | 60,000円~ | 70,000円~ | 80,000円~ |
カー用品店 | 40,000円~ | 50,000円~ | 60,000円~ |
板金業者(※) | 27,500円~ | 38,500円~ | 49,500円~ |
車のドアの凹み修理を業者に依頼した場合、一般的にはディーラーがもっとも値段が高く、次いでカー用品店、板金修理という並びになります。ディーラーに依頼した場合、10cm以内の小さな凹みでも6万円以上、20cmを超える凹みの場合は8万円以上かかるでしょう。修理代を安く抑えたい方は板金業者に依頼するのがおすすめです。
車のドアの凹み修理代を抑える3つのポイント
車のドアの凹み修理代は高額になるケースがほとんどです。そのため、経済的負担を軽減するためにも、修理代を安くする必要があります。車のドアの凹み修理代を安くする方法は、おもに以下の3つです。
1. 複数業者に見積もり依頼を出す
2. 傷が広がる前に修理する
3. 車両保険を使う
1. 複数業者に見積もり依頼を出す
車のドアの凹み修理代は専門業者によって大きく異なります。そのため、1社ではなく複数業者に見積もり依頼を出し、比較することが重要です。
ただし、修理代の安さだけで専門業者を選んではいけません。しっかりと見積もり内容や対応、Googleマップの口コミなどを見て、信頼できる専門業者を選ぶようにしましょう。
2. 傷が広がる前に修理する
ドアの凹みは、一緒に塗装が剥がれているケースが多く、放置するのは危険です。車のボディは塗装に守られているため、塗装が剥がれるとむき出し状態になり、雨や紫外線などの影響でサビになる可能性があります。サビになると余計に修理代が高額になってしまうため、ドアの凹みを発見したらすぐに修理することをおすすめします。
3. 車両保険を使う
事故によるドアの凹みの場合、車両保険を適用するのもひとつです。車両保険を使えば自身の負担額が減るため、少し余裕も生まれるでしょう。
ただし、車両保険を使うと、翌年の等級が下がり保険料がアップします。車両保険を適用した場合の翌年の保険料と、修理代を天秤にかけてお得なほうを選びましょう。
車のドアの凹み修理ならムーンショットにお任せ!
ドアの凹み修理は高く、ディーラーやカー用品店に依頼すると4万円~6万円、場合によっては10万円以上かかってしまうこともあります。
なるべく修理代を安くしたいと考えている方は、板金業者の中でもトップクラスの安さを誇るムーンショットがおすすめです。
凹みだけでなく、傷の修理や塗装料金も激安で提供しているので、「車の修理は高い…。」と思っている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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まとめ
愛車のドアが凹んだ場合、小さな凹みなら自分で修理することも可能ですが、基本的には専門業者に依頼するのが賢明です。
修理費用は専門業者ごとに異なるので、なるべく1社ではなく複数社から見積りを取って選択するようにしましょう。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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