外車の傷修理は国産車より高い？その理由や安い専門業者を紹介

外車を走行中、ボディに傷がついてしまうこともあるでしょう。早く修理したいけど気になるのは修理代ですよね。

一般的には「外車の修理代は高い」と言われますが、本当なのでしょうか。そこで、この記事では、以下のポイントについて解説していきます。

・外車の修理代が高くなる理由
・外車の傷修理を依頼できる専門業者
・外車と国産車の修理代の違い

外車は、何かと情報が少なく不安を抱いている方も多いはずです。自分の外車に傷がついて、早く修理したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

外車の傷修理は高くなりやすい？

外車の傷修理は”高い”というイメージがありませんか。実際は、小さな傷やへこみであれば、国産車とそこまで差はありません。外車の傷修理が高くなるのは、主に以下のケースです。

・交換が必要でパーツを取り寄せる
・特殊な塗装が施されている

日本でメジャーな外車の場合は、パーツが出回っている可能性がありますが、パーツがなく取り寄せになると輸入コストがかかってしまいます。国産車よりも修理代が高くなるのは、この輸入コストが大きく影響しています。

また、外車によっては特殊な塗装を施されているケースがあり、その場合も修理代が高くなる傾向にあります。そのため、外車というだけで修理代が高くなるわけではなく、輸入コストや塗装によって金額が変動するということです。

外車の傷修理はどこに依頼するのがベスト？

外車の傷修理を依頼できる専門業者は、大きく3つあります。

専門業者	メリット	デメリット
ディーラー	・質の高いサービスを受けられる ・純正パーツを取り扱っているため安心感がある	・修理代が高い ・提携している修理工場に依頼するため時間がかかる ・修理ではなく交換対応されることが多い
カー用品店	・全国に店舗があるため気軽に相談できる ・ディーラーより修理代が安い	・傷の状態によっては引き受けてもらえないケースがある
板金業者	・修理代が安い ・自社工場のため修理期間が短い	・店舗によっては質が低いケースがある

専門業者選びに失敗しないためにも、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

ディーラー

正規販売店であるディーラーは、仕上がりのクオリティが高く、各メーカーの知識があるので安心感があります。純正パーツや塗料の取り寄せも可能なので、外車に精通した板金業者を探す手間も省けるでしょう。

その反面、修理代が高額になってしまうのがデメリットです。パーツを交換する場合などは、ディーラーへの依頼がおすすめですが、通常の傷やへこみ修理の場合はカー用品店や板金業者などがおすすめです。

カー用品店

イエローハットやオートバックスなどのカー用品店でも、依頼可能です。カー用品店の魅力は全国展開されており、近年では外車に対応している店舗も増えていることです。

修理代もディーラーよりは少し安い傾向にあるので、家の近くに店舗がある場合は一度相談に行くのも良いでしょう。

板金業者

3つの専門業者の中で、もっとも修理代が安いのが板金業者です。いわゆる、町の修理工場ですが、修理代が安く対応のスピーディなのが魅力です。

ただし、店舗によっては外車修理に対応していないことや、技術の高い修理は受け付けていない可能性があるので注意しましょう。

外車と国産車の修理代の違い

外車と国産車の修理代の違いは、以下のとおりです。

	軽度の傷	中程度の傷	重度の傷
国産車	5,000～30,000円	30,000～50,000円	50,000円～
外車	10,000～50,000円	50,000～100,000円	100,000円～

多くの専門業者では、国産車に比べて外車の修理代を高く設定しています。
専門業者によって金額差が異なるので、詳しくは見積もり依頼の際に確認してみてください。

外車の傷修理代を安くする4つの方法

国産車に比べて修理代が高くなる外車ですが、安くする方法もあります。

1. 中古パーツを使用する
2. 自分で修理する
3. 板金業者に依頼する
4. 自動車保険を利用する

外車の修理代を少しでも安くしたいと考えている方は、参考にしてみてください。

1. 中古パーツを使用する

外車の傷修理で交換が必要な場合、中古パーツの使用を検討しましょう。ディーラーに依頼した場合、基本的には新品パーツを使っての交換になります。新品パーツを使うと修理代が高額になるため、安くするためには中古パーツを使うのがおすすめです。

ただし、中古パーツはすべての専門業者にあるわけではありません。日本での販売実績が少ない外車の場合は、中古パーツが出回っておらず、取り寄せになる可能性もあります。修理を依頼する前に、同じ車種の中古パーツがあるか専門業者に確認してみるのもいいでしょう。

2. 自分で修理する

外車の傷修理は、修理代が高くなるため、自分で修理するのもひとつです。コンパウンドやタッチアップペンなどの傷消し剤であれば、1,000円程度で簡単に傷を修理できます。

ただし、板金修理に慣れていない初心者の方が修理すると、色ムラや修理痕が残ってしまい、逆に目立ってしまう可能性があります。そのため、しっかりキレイに修理したい場合は、はじめから専門業者に依頼するのが賢明といえるでしょう。

3. 板金業者に依頼する

外車の傷修理を依頼できる専門業者は、ディーラーやカー用品店などいくつかありますが、安く修理したいなら板金業者がおすすめです。板金業者は、ディーラーのように中間マージンを取れないため、比較的安く修理できるのが特徴です。

ただし、日本では珍しい外車の場合、板金業者では対応できないこともあります。愛車の車種やメーカーの修理が可能かどうか、事前に確認するようにしましょう。

4. 自動車保険を利用する

自動車保険を利用することで、板金塗装にかかる自己負担額を軽減できます。外車の板金塗装は高額になることが多いため、節約のためにも自動車保険の利用はおすすめです。

ただし、自動車保険を利用すると、等級が下がり翌年の保険料がアップします。修理代が高額の場合はお得ですが、修理代が安い場合はあまり得策とはいえません。自動車保険を利用する際は、板金塗装の費用と翌年の保険料を天秤にかけて検討しましょう。

外車の板金塗装を行う際の注意点

外車の板金塗装を行う際は、以下2点に注意しましょう。

・外車修理に対応している専門業者が少ない
・修理代が高額になる可能性が高い

それぞれについて詳しく解説していきます。

1. 外車修理に対応している専門業者が少ない

外車修理は専門的な知識や技術を必要となるため、対応している専門業者が少ない傾向にあります。これは、外車の修理情報が限定されたディーラーにしか公開されていないことがあるからです。

外車修理は特殊な工具や知識を必要とするケースが多く、しっかりとした修理情報（マニュアル）がないと正しく修理できません。そのため、外車修理を依頼する際は「愛車メーカー修理の対応可否」を必ず確認しましょう。

また、中には外車修理が得意でないのに「対応可能」と答える業者も存在します。ホームページなどで修理実績を確認してから検討することをおすすめします。

2. 修理代が高額になる可能性が高い

外車の板金塗装は、国産車に比べて高額になる可能性が高いです。先述したように、パーツの輸入コストや塗装の違いなどがおもな原因です。実際、外車と国産車でどの程度の差があるのか、板金塗装費用の相場を以下の表にまとめました。

	軽度の傷（10cm以下）	中程度の傷（10～20cm程度）	重度の傷（20cm以上）
国産車	5,000～30,000円	30,000～50,000円	50,000円～
外車（輸入車）	10,000～50,000円	50,000～100,000円	100,000円～

※自社調べ

上の表を見てわかるとおり、国産車と外車では2倍ほどの差があります。板金塗装を依頼する専門業者によっても費用は変わりますが、外車の場合は軽度の傷でも数万円かかることがほとんど。

パーツ交換が必要な場合は、さらに高額になる可能性も考えられます。外車の板金塗装を検討する際は、ある程度まとまった費用を準備しておきましょう。

外車の傷修理が安い！低価格・高品質のムーンショットにお任せ

外車の傷修理をディーラー以外に依頼する場合、外車修理に対応した専門業者を探す必要があります。板金業者ムーンショットは経験豊富な職人が在籍しているため、外車修理の対応も可能です。

また、ムーンショットでは、バンパー修理（10cm以内）が2,480円と業界トップクラスの安さでサービスを提供しています。外車の修理は高いと思っている方は、ぜひ一度ご連絡ください。

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まとめ

外車の傷修理は高いと思われがちですが、通常の傷やへこみ修理の場合は、国産車とそこまで大きな差はありません。

しかし、交換が必要で中古パーツを取り寄せる場合や、特殊な塗装が施されている場合は、修理代が高額になるので注意が必要です。

外車の修理を依頼できるのは、ディーラー、カー用品店、板金業者とさまざまですが、修理代の安さで選ぶなら板金業者がおすすめです。ムーンショットでは、外車修理の対応はもちろん、業界トップクラスの安さで提供しているので、お気軽にご相談ください。