車のサイドミラーの修理代や交換費用はどのぐらい？安く抑えるポイントを解説

横にはみ出していることもあり、ぶつけてしまいやすいサイドミラー。傷がつくと修理することになりますが、その際に気になるのが修理代や修理費用ですよね。

あらかじめ把握しておくと、無駄なくサイドミラーを修理できます。この記事では以下のポイントについて解説していきます。

・車のサイドミラーにが破損する原因
・サイドミラーの破損パターンと対処法
・サイズミラーの修理代相場
・サイドミラーの修理代を安く抑えるポイント

サイドミラーが傷ついて、修理を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

車のサイドミラーが破損する5つの原因

車のサイドミラーが破損する原因は、以下のようにさまざまです。

1.車同士の接触事故
2.壁面やブロック塀への接触
3.車へのイタズラ
4.自動洗車機による傷
5.路上駐車中の接触

1.車同士の接触事故

狭い道路でのすれ違いや駐車場での移動中などに多発する事故です。

とくに左側のミラーは対向車とすれ違う際に接触しやすく、注意が必要です。接触の衝撃で塗装が剥がれたり、ミラー本体が損傷したりします。

2.壁面やブロック塀への接触

車庫入れや狭い場所での走行時に起こりやすい事故。ドライバーから死角になりやすい左側のミラーが要注意です。コンクリートなどとの接触は、塗装の剥離だけでなく、ミラー本体の破損にもつながりやすいです。

3.車へのイタズラ

路上駐車時や公共駐車場への駐車時などで故意に折られたり、傷つけられたりするケースです。防犯カメラのある駐車場を選ぶなど、予防策を講じる必要があります。

4.自動洗車機のブラシ接触

ブラシ式の洗車機を使用する際、ブラシの強い接触により細かい傷がつく可能性があります。既存の傷や塗装の劣化がある場合は、とくに注意が必要です。手洗い洗車や非接触式の洗車機を利用すると予防になります。

5.路上駐車中の接触

道路に面した場所での駐車中に発生する、通行車両との接触事故です。夜間や交通量の多い場所では、ミラーが接触されるリスクが高まります。可能な限り、路上駐車を避けましょう。

よくあるのは、車同士の接触事故による傷ですが、ほんの少しかすった程度なら傷ではなく塗料が付着しているだけの可能性もあります。そのため、修理する前に、水をかけるなどして本当に傷なのか確認するのがおすすめです。

車のサイドミラーの破損パターンと対処法

車のサイドミラーの破損といっても、さまざまなパターンが存在します。

1.ミラーの割れ
2.カバーの亀裂やヒビ
3.ミラー本体のぐらつき
4.電装系の不具合
5.経年劣化（鏡面の曇り・塗装の剥離）

見た目だけでなく、安全運転に直結する問題です。破損パターンに合った対処法を取って、快適な運転環境を維持しましょう。

1.ミラーの割れ

衝撃により鏡面にヒビや割れが発生した状態です。破片が落下する危険性があり、後方の確認にも支障をきたす可能性があります。

割れの程度によっては、ミラー部分のみの交換で済みます。しかし、内部のモーターまで破損していると、全体の交換が必要になる場合が多いです。

2.カバーの破損やヒビ

外部からの接触でカバーに亀裂やヒビが生じた状態です。軽度の傷であれば自分で修理できる可能性があります。

しかし、深い傷は内部への水の侵入や錆の原因になります。自分での修理は難しく失敗しやすいので、業者への依頼を検討しましょう。

3.ミラー本体のぐらつき

取り付け部分の緩みや破損により、ミラーが安定しない状態。ミラー本体やカバーを取り付けるベース部分が損傷している可能性が高いです。

走行中の脱落を防ぐため、早めの対処が必要になります。放置すると悪化する可能性があるため、業者での点検・修理をおすすめします。

4.電装系の不具合

・電動格納機能
・リモート調整機能
・ヒーター機能

などの機能が働かない状態です。まずスイッチを再度操作したり、エンジンの再始動をしたりして試しましょう。

それでも改善しない場合は、モーターの故障や配線の断線が考えられます。視界不良につながる場合も多いので、業者への点検・修理を早めに検討しましょう。

5.経年劣化（鏡面の曇り・塗装の剥離）

使用年数の経過により、鏡面が曇ったり塗装が剥げたりします。見た目の問題だけでなく、

・視認性の低下
・錆の発生

につながる可能性があります。曇りは専用クリーナーで改善する場合がありますが、状況によっては部品交換が必要です。

【相場比較】サイドミラーの修理・交換費用

サイドミラーの修理代は、損傷具合によって異なります。損傷具合別での修理代相場を以下の表にまとめました。

傷の程度	修理代・交換費用の相場
ミラーカバーの小さな傷	3,000～10,000円程度
ミラーカバーの交換	10,000～30,000円程度
ミラー部分のひび割れ	5,000～20,000円程度
サイドミラーの動作不良	40,000～80,000円程度

ミラーカバーの修理・交換

ミラーカバーの擦り傷は、3,000～10,000円程度。ミラーカバーが割れて交換が必要な場合は、10,000円～30,000円程度が相場です。どちらも損傷具合や車種によって金額が変動します。

とくに、サイドミラーにウィンカーランプが装備されている車種は、脱着作業が必要になるため工賃が上乗せになる可能性があります。修理を依頼する際は、どこまで損傷が及んでいて、どのような作業が必要か確認するようにしましょう。

ミラー（鏡）部分の修理・交換

ミラー（鏡）部分のひび割れは、内部への損傷がなければ5,000円～20,000円程度で交換できます。ただし、内部の電気系統まで損傷が及んでいる場合は50,000円程度かかることもあるので注意しましょう。

サイドミラー本体の交換

サイドミラーの内部には電気系統が装備されています。そのため、動作不良が起こるということは、内部の電気系統にトラブルが生じている可能性が高いと考えられます。

サイドミラー本体の交換となると4,000～80,000円程度が相場となり、高級車や輸入車の場合は100,000円近くになる可能性もあります。まずは、お近くの板金業者やディーラーなどのプロに相談してみてください。

車のサイドミラーの修理期間の目安

サイドミラーの修理期間は、傷の大きさや程度によって異なります。

例えば、サイドミラーカバーが傷ついただけなら即日、もしくは2～3日で修理完了しますが、カバーや鏡が割れた場合はパーツを取り寄せる必要があるので1週間程度かかるケースもあります。

また、専門業者の忙しさによっても変動する場合があるので、事前にどのくらいの期間がかかるのか確認しておきましょう。

車のサイドミラーの修理費用を安くおさえるポイント

他のパーツよりは安いといえ、車の板金修理は高額になるケースも多く、なるべく安くおさえられるに越したことはありません。

そのため、ここではサイドミラー修理費用を安くおさえるポイントを解説していきます。

DIYで修理する

1つ目は、DIYで修理する方法です。大きな傷やへこみでなければ、コンパウンドやタッチペンなどの傷消し剤を使うことで初心者でも簡単に修理することができます。

費用も3,000円～5,000円程度におさえられるので、修理費用を安くしたい方にはおすすめです。ただし、DIY修理は仕上がりのクオリティが下がることもあるので、キレイに修理したい方は一度専門業者に相談するのが無難です。

早めに修理に出す

サイドミラーの傷を放置すると、塗装の剥がれが広がり、最悪の場合はサビになる可能性があります。そうなると余計に修理費用は高くなるため、傷が広がる前に修理するのがベストです。

複数業者に見積もり依頼をとる

先ほどもお伝えしたとおり、サイドミラー修理にかかる費用は専門業者ごとで異なるので、1社ではなく複数業者への見積もり依頼が重要です。

ただし、修理費用の安さだけで選ぶのではなく、見積もりに記載されている工数や口コミなども確認すると業者選びに失敗しなくてすみます。

【DIY】コンパウンドを使ったサイドミラーの修理方法

ミラー（鏡）部分の修理は難しいですが、ミラーカバーについた傷であればDIYで修理可能です。しかし、修理できるのは小さな傷に限ります。深くえぐれた傷やミラー（鏡）部分の傷はDIY修理が難しいので、専門業者に相談しましょう。

ここでは、コンパウンドを使ったサイドミラーカバーの修理方法をご紹介します。コンパウンドは車修理に使われる研磨剤で、初心者でも簡単に扱える修理道具のひとつです。

■準備するもの

・コンパウンド（細目・極細）
・乾いた布、スポンジ

■コンパウンドの修理方法

1. 傷口を水洗いし、付着したほこりや汚れを取り除きます。
2. 傷の状態に合わせたコンパウンドをスポンジに付け、直線方向に磨いていきます。コンパウンドは粗目から細目の順番で磨くとキレイに仕上がります。※コンパウンドの粗さに応じてスポンジを使い分けましょう
3. 磨き終えたら乾いた布で拭き取れば完成です。

コンパウンドを使えば小さな傷を目立たなくできますが、完全に修理できるわけではありません。あくまで応急処置を考えておきましょう。

▶関連記事：車の傷をコンパウンド修理！やり方はコンパウンドを使うメリットを解説

車のサイドミラー修理は低価格・高品質のムーンショットにお任せ！

車のサイドミラーが破損してしまった場合、修理費用が気になりますよね。

ディーラーだと2万円以上、カー用品店でも1万円以上かかることが多いサイドミラーの修理ですが、ムーンショットなら最安3,000円から修理が可能です。

豊富な修理実績を持ち、丁寧かつスピーディーな作業で対応します。修理方法や費用のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

車のサイドミラーは横にはみ出しているため、コンクリート壁やブロック塀、対向の車などに擦ってしまいがちです。

小さな傷であれば放置しても問題ないと思っている方も多いですが、塗装の剥がれはどんどん広がっていき、最悪の場合はサビが発生する可能性もあります。余計な修理費用や手間をかけないためにも、なるべく早めの修理を心がけましょう。

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