車のひっかき傷の修理代はどのくらい?気になる費用を徹底解説!
2026年06月28日

大事にしている愛車にひっかき傷があると嫌ですよね。しかし、いつ傷ができたのか、また修理するにはどうすればいいのか分からない方も多いはずです。
そこで、この記事では車にひっかき傷ができる原因や修理方法、また修理代の相場まで詳しく解説していきます。車にひっかき傷ができて困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
車のひっかき傷は何が原因?

当たり前ですが、車のひっかき傷はある日突然できるわけではなく、何らかの原因があります。原因はさまざまですが、主な原因はこちらです。
・飛び石
・鍵・キーホルダーなどの金属類
・いたずら
・洗車
・猫などの動物
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
飛び石
飛び石とは、前を走行している車のタイヤに挟まった小石が跳ね上がって飛んでくることを言います。高速道路やバイパス道路などのスピードを出しているときはとくに危険で、ドラックなどの大型自動車の後ろを走行しているときも注意が必要です。
そのため、スピードの出し過ぎや車間距離を確保するなどの対策を取ることが重要になります。
鍵・キーホルダーなどの金属類
鍵やキーホルダーなどの金属類もひっかき傷の原因になるので注意しましょう。よくあるのは、カバンにつけていて、車のそばを通ったときに傷をつけてしまうケースです。金属類が車のボディに当たると、ひっかいたような線状の傷になるので気をつけましょう。
いたずら
一番厄介なのがいたずらによるものです。酔っ払いがいたずらで車に傷をつけるケースがほとんどですが、中には子供が遊びで傷をつけてしまうこともあります。
いたずらに使われるのは石や10円などの硬貨で、そこまで深い傷になることはありませんが、修理の手間を考えると非常に厄介なものといえます。車を保管する際は、カバーなどを被せて対策するようにしましょう。
洗車
車をキレイにするはずの洗車も、ボディにほこりや汚れがあるまま行うと却って傷をつけてしまう可能性があります。そのため、洗車をする際は、必ずボディの汚れを落としてから行うのがポイントです。
また、洗車機のブラシは性能が上がってきていますが、まれにブラシに異物が挟まっているとひっかき傷のような傷がついてしまうこともあるので注意しましょう。
猫などの動物
猫などの動物にも十分注意しましょう。直接ひっかくことがなくても、ボンネットの上で爪を立てると傷がついてしまうことがあります。
また、地域によっては猫だけでなく猿が姿を見せる場合もあるので、併せて注意しましょう。シャッター付きのガレージであれば問題ありませんが、それ以外の場合は保護カバーを被せるなどして対策することをおすすめします。
車のひっかき傷は自分で修理できる?修理方法や注意点とは

車のひっかき傷は、専門業者に依頼しなくても自分で修理できます。しかし、傷の程度によっては自分で修理することが難しいケースもあるので、ここで紹介する判断基準や適した修理方法を参考にしてみてください。
| 傷の程度 | 適した修理方法 | 特徴 | 修理代の目安 |
| 浅いひっかき傷 | コンパウンド | ・初心者でも簡単に使える ・費用が安い | ~1,000円程度 |
| 深いひっかき傷 | タッチペン | ・傷に塗料を埋めるだけで簡単 ・サビ止めにもなる | 1,000~5,000円程度 |
| 塗装が剥がれたひっかき傷 | パテ | ・専門的な知識、技術が必要 ・失敗する可能性が高い | 3,000~10,000円程度 |
車のひっかき傷と言っても、傷の程度によって修理方法を変える必要があります。たとえば、水をかけて見えなくなるような浅い傷の場合はコンパウンド。少し深いひっかき傷の場合はタッチペン。深くえぐれ、塗装が剥がれている場合はパテ修理など。傷の程度によって適切な修理方法を選択することが重要です。
自分で修理できるのは浅い傷のみ
タッチペンやパテなど、修理方法はいくつかありますが、自分で修理するなら浅い傷に限ります。理由は、深く塗装が必要な修理は、失敗するリスクが高くなるからです。
たしかに、タッチペンやパテを使えばひっかき傷を修理できます。しかし、塗装が必要な修理は「液ダレ」「色ムラ」などが生じ、仕上がりのクオリティが下がる可能性が高いです。プロならキレイに修理できますが、車修理に慣れていない場合はなるべく控えることをおすすめします。
そのため、コンパウンドで修理できるような浅い傷の場合は自分で修理することもひとつですが、それ以上の深い傷の場合は専門業者に任せるのが賢明といえます。
車のひっかき傷(1cm〜の小さな線傷)を放置するリスク

車のひっかき傷(1cm〜の小さな線傷)を放置するリスクは、2つあります。
ボディの酸化によるサビの発生
車のひっかき傷が小さくても、塗装が削れて下地や金属部分が露出している場合は注意が必要です。塗装には見た目を整えるだけでなく、ボディを雨や湿気から守る役割があります。
そのため、傷を放置すると空気中の酸素や水分が金属部分に触れやすくなり、サビが発生する原因になります。とくに雨の多い時期や海沿いの地域ではサビが進行しやすいため、1cm程度の小さな線傷であっても早めに状態を確認し、必要に応じて補修することが大切です。
サビの進行による将来的な修理費用の高額化
ひっかき傷を放置してサビが発生すると、時間の経過とともにサビが周囲へ広がる可能性があります。サビが広範囲に進行すると研磨や再塗装が必要になり、修理費用が高額になるケースも少なくありません。
また、サビによってボディ内部まで腐食が進むと、部品交換が必要になる場合もあります。修理費用をできるだけ抑えるためにも、小さな傷だからと放置せず、早めの対処が重要です。
車のひっかき傷を自分で修理するメリット・デメリット

セルフ修理にはメリット・デメリットがあります。それぞれを以下の表にまとめました。
| メリット | ・修理代が安くなる ・引き渡しや納車の手間がない |
| デメリット | ・失敗するリスクがある ・自分で作業する時間が必要 |
ひっかき傷を自分で修理するメリット
車のひっかき傷を自分で修理する最大のメリットは、修理代が安くなることです。通常、専門業者に依頼すると数万円かかる傷も、自分で修理すれば10,000円以下が収まります。
また、引き渡しや納車などの手間がなく、自分の好きなタイミングで作業できることもメリットといえます。車修理の知識があり自信がある場合は、自分で修理することも検討しましょう。
ひっかき傷を自分で修理するデメリット
車のひっかき傷を自分で修理するデメリットは、失敗するリスクがあることです。とくに、深い傷で塗装が必要な場合などは失敗のリスクが高まります。車の修理に失敗すると、余計に修理代がかかってしまうので注意が必要です。
また、車の修理に慣れていないと意外と時間がかかってしまうものです。車のひっかき傷を自分で修理する場合は、仕事の休みの日に集中して行うようにしましょう。
車のひっかき傷を自分で修理する方法

車についた小さなひっかき傷は、自分で修理することも可能です。自分で修理すれば修理代も安くなるのでかなりの節約効果が期待できますが、仕上がりがキレイにならないこと、時間と手間がかかることなど、デメリットもあるので注意しましょう。車のひっかき傷修理に使われる主な道具はこちらです。
・コンパウンド
・タッチペン
・パテ
それでは、ひとつずつ解説していきます。
コンパウンド
傷口に水をかけて、目立たなくなる小さな傷にはコンパウンド修理が適しています。コンパウンドは研磨剤のひとつで、傷口を軽く磨くだけで車の傷を修理できる優れものです。使い方も比較的簡単なので、車の修理をしたことがない初心者の方でも使いやすい道具といえます。
タッチペン
線状のひっかき傷で、少し塗装が剥がれている場合はタッチペンが有効です。タッチペンは塗装を施すことになるので、車のボディと同じカラーのものを選ぶようにしましょう。
パテ
下地が見えているような深いひっかき傷の場合、パテを使って下地から修理する必要があります。しかし、パテを使った修理は難易度が高く、初心者がうまく扱えるものではありません。パテ修理に失敗すると、一度パテを剥がす必要があるため余計に修理代もかかってしまいます。そのため、パテ修理が必要なひっかき傷の場合は、潔く専門業者に相談するようにしましょう。
【専門業者比較】車のひっかき傷の修理代はどこが安い?

車のひっかき傷の修理代は、以下の3要素で決まります。
・ひっかき傷の大きさ
・傷ついたパーツ
・依頼する専門業者
それぞれの比較を以下の表にまとめました。
【バンパーの修理代】
| バンパーのひっかき傷・線傷(10cm以内) | バンパーのひっかき傷・線傷(20cm以内) | バンパーのひっかき傷・線傷(20cm以上) | |
| ディーラー | ¥28,000〜¥35,000 | ¥35,000〜¥45,000 | ¥45,000〜 |
| カー用品店 | ¥10,000~¥20,000 | ¥20,000〜¥30,000 | ¥30,000〜 |
| 板金業者 | ¥7,000〜¥11,000 | ¥11,000〜¥18,000 | ¥18,000〜 |
| ムーンショット | ¥2,750 | ¥5,500 | ¥8,800〜 |
【ボディの修理代】
| ボディのひっかき傷・線傷(10cm以内) | ボディのひっかき傷・線傷(20cm以内) | ボディのひっかき傷・線傷(20cm以上) | |
| ディーラー | ¥35,000〜¥45,000 | ¥45,000〜¥65,000 | ¥70,000〜 |
| カー用品店 | ¥30,000〜¥43,000 | ¥43,000〜¥55,000 | ¥60,000〜 |
| 板金業者 | ¥30,000〜¥43,000 | ¥43,000〜¥55,000 | ¥60,000〜 |
| ムーンショット | ¥27,500 | ¥38,500 | ¥49,500 |
【フェンダーの修理代】
| フェンダーのひっかき傷・線傷(10cm以内) | フェンダーのひっかき傷・線傷(20cm以内) | フェンダーのひっかき傷・線傷(20cm以上) | |
| ディーラー | ¥30,000〜¥40,000 | ¥40,000〜¥60,000 | ¥60,000〜 |
| カー用品店 | ¥25,000〜¥38,000 | ¥38,000〜¥50,000 | ¥50,000〜 |
| 板金業者 | ¥25,000〜¥38,000 | ¥38,000〜¥50,000 | ¥50,000〜 |
| ムーンショット | ¥27,500 | ¥38,500 | ¥49,500 |
【ボンネットの修理代】
| ボンネットのひっかき傷・線傷(10cm以内) | ボンネットのひっかき傷・線傷(20cm以内) | ボンネットのひっかき傷・線傷(20cm以上) | |
| ディーラー | ¥40,000〜¥50,000 | ¥50,000〜¥70,000 | ¥70,000〜 |
| カー用品店 | ¥35,000〜¥48,000 | ¥48,000〜¥60,000 | ¥60,000〜 |
| 板金業者 | ¥35,000〜¥48,000 | ¥48,000〜¥60,000 | ¥60,000〜 |
| ムーンショット | ¥27,500 | ¥38,500 | ¥49,500 |
【バックドアの修理代】
| バックドアのひっかき傷・線傷(10cm以内) | バックドアのひっかき傷・線傷(20cm以内) | バックドアのひっかき傷・線傷(20cm以上) | |
| ディーラー | ¥40,000〜¥50,000 | ¥50,000〜¥70,000 | ¥70,000〜 |
| カー用品店 | ¥35,000〜¥48,000 | ¥48,000〜¥60,000 | ¥60,000〜 |
| 板金業者 | ¥35,000〜¥48,000 | ¥48,000〜¥60,000 | ¥60,000〜 |
| ムーンショット | ¥27,500 | ¥38,500 | ¥49,500 |
専門業者のメリット・デメリット

専門業者ごとに特徴が異なります。それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。
ディーラー
車の修理と聞いて思い浮かべるのはディーラーではないでしょうか。各メーカーの正規販売店であるディーラーは、純正パーツを取り扱っているため安心感があります。また、ディーラーはサービスの質が高く、ボディについたひっかき傷もキレイに修理してくれるでしょう。
ただし、ディーラーは修理代の高さがネックです。バンパーの小さなひっかき傷でも2万円以上、パーツや傷の大きさによっては5万円を超えることもあります。
ひっかき傷が深くえぐれている場合や、純正パーツでの交換を希望する場合はディーラーがおすすめですが、それ以外の場合はほかの専門業者をおすすめします。
カー用品店
全国に店舗を構えるカー用品店は、地方の方でも依頼しやすいのが大きな特徴です。近くにディーラーや板金業者がない場合は、一度カー用品店に相談してみるのもいいでしょう。
ただし、カー用品店は状況によって引き受けてもらえないケースがあります。一般的な国産車のひっかき傷なら問題ないと思いますが、念のため事前に確認しておきましょう。
板金業者
板金業者は、専門業者の中でもっとも修理代が安く、対応の早さが特徴です。ディーラーで3万円程度かかるひっかき傷も、板金業者なら1万円以下で修理できる可能性もあります。ひっかき傷の修理代を安くしたい方は、板金業者への相談がおすすめです。
ただし、板金業者ならどこでもいいわけではありません。業者によって技術力や対応に差があるので、依頼する際はGoogleマップなどの口コミを確認しておきましょう。
車のひっかき傷の修理に車両保険は使える?

ひっかき傷の修理に車両保険が使えるのか気になる方も多いでしょう。実際、専門業者に修理を依頼すると車両保険を使うかどうか聞かれることがありますが、契約内容によっては「相手がいない自損事故の場合は補償の範囲外」となっていることがあるので注意が必要です。まずは、
契約している保険内容の確認を行いましょう。また、保険を使うと等級が下がり翌年の保険料が上がってしまうので、そのことも頭に入れた上で保険を使うかどうか検討することをおすすめします。保険を使った際の修理代と翌年の保険料を比較して、お得になるほうを選択するのが良いでしょう。
車にいたずら傷をつけられた際の修理代と保険適用

車にいたずら傷をつけられた際の修理代と、保険適用について解説します。
いたずら傷の修理代相場
車につけられたいたずら傷は、傷の長さや深さ、修理箇所によって費用が異なります。浅い傷であれば研磨作業のみで対応できる場合もありますが、塗装まで削れている場合は再塗装が必要です。
一般的な修理費用の目安は、ドア1枚あたり2万〜5万円程度、傷の範囲が広い場合や複数パネルにまたがる場合は5万円以上になるケースもあります。また、車種やボディカラーによっても費用は変動します。正確な金額を把握するためには、ディーラーや板金業者に見積もりを依頼しましょう。
車両保険を使うべき?
いたずら傷の修理には、契約内容によっては車両保険を利用できる場合があります。ただし、保険を使うと等級が下がり、翌年以降の保険料が上がる可能性があるため注意が必要です。
たとえば修理費用が数万円程度の場合、保険を利用しても将来的な保険料の増加額のほうが大きくなるケースがあります。一方で、修理費用が高額な場合や複数箇所に被害が及んでいる場合は、保険を利用したほうが負担を抑えられるかもしれません。
保険を使うか判断する際は、修理見積もりと、保険会社から案内される等級ダウン後の保険料を比較して検討しましょう。
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まとめ
車のひっかき傷は、飛び石や金属類、いたずらなどによってできるものです。
傷を発見したら、サビになる前に早めに修理する必要があるので、傷の程度を見て自分で
修理するのか専門業者に依頼するのか検討するようにしましょう。
どの専門業者に依頼するのかは、修理代の相場などを参考に選んでみてください。
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