バンパーの傷をDIYで補修!簡単に修理できる方法を紹介
2024年12月02日
車のパーツの中でも、比較的傷のつきやすいバンパー。ちょっとした接触で傷がついたり塗装が剥がれたりすることもあるでしょう。傷がつくと、サビになる前に早めに補修したいところですが、その補修の仕方が変わらないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではバンパーの傷を自分で補修する方法について、詳しく解説していきますので参考にしてみてください。
まずはバンパー傷の程度を確認

傷の程度によって使う道具や補修方法が変わってくるので、まずはバンパーの傷の程度を確認しましょう。確認方法は、傷に水をかけるだけ。
水をかけて傷が見えなくなればクリア層の傷、水をかけても傷が確認できる場合はカラー層、もしくは下地まで傷が入っている可能性があります。
クリア層の傷
一般的に、車の塗装は3層になっており、一番上に施されているのが「クリア」です。クリア層は一番上に位置しているため、ちょっとした接触でも傷がついてしまうことが多く、いわゆる浅い傷になります。また、クリア層に傷がついている程度であれば、傷消しワックスやコンパウンドで簡単に補修することが可能です。
カラー層の傷
クリア層の下にあり、ボディカラーを決める重要な役割を担っているのがカラー層です。
カラー層に傷がついている場合も、クリア層同様にコンパウンドなどの傷消し剤で補修することができますが、場合によってはタッチペンやパテが必要になるケースもあります。
下地の傷
塗装の中で一番下に位置し、もっとも重要なのが下地層です。バンパーについた傷が深く下地まで傷が届いている場合は、表面だけでなく下地から補修する必要があります。補修にはパテなどの専門的な道具が必要になるため、下地まで傷が届いている場合は専門業者に依頼するのが一番です。
【DIY】浅いバンパー傷の補修方法

少し擦った程度のバンパー傷であれば、DIYで補修可能です。DIY補修におすすめの道具は以下の2つ。
補修方法 | 適切な傷の程度 | 目安の費用 |
コンパウンド | ・下地までは届いていない浅いバンパー傷 | 1,000~3,000円 |
タッチペン | ・ひっかいたような線状のバンパー傷 ・塗装が剥がれた傷 | 3,000~5,000円 |
それぞれの補修方法を紹介していきます。
1. コンパウンドを使った補修方法
コンパウンドは傷口を磨いて補修する道具です。そのため、浅く広がったバンパー傷の補修に向いています。逆に、深くえぐれた傷の補修には使えないので注意しましょう。
■コンパウンドの修理方法
1. 傷口を水洗いし、付着したほこりや汚れを取り除きます。
2. 傷の状態に合わせたコンパウンドをスポンジに付け、直線方向に磨いていきます。コンパウンドは粗目から細目の順番で磨くとキレイに仕上がります。(※コンパウンドの粗さに応じてスポンジを使い分けましょう)
3. 磨き終えたら乾いた布で拭き取れば完成です。
▶関連記事:車の傷をコンパウンド修理!やり方はコンパウンドを使うメリットを解説
2. タッチペンを使った補修方法
タッチペンはピンポイントで塗装を施せるため、ひっかいたような線状の傷や少し深い傷の補修に向いています。
■タッチペンの修理方法
1. 傷口を水洗いし、付着したほこりや汚れを取り除きます。
2. シリコンオフをスプレーすることで、油分を取り除き塗料の付着をよくします。(脱脂)
3. ボディカラーに合ったタッチペンをよく振り、傷口に点を打つように塗料を塗っていきます。
4. 乾いたら再度タッチペンで塗料を塗っていき、この作業を2~3回繰り返します。
5. 最後にコンパウンドなどで磨いて凹凸を取り除けば完成です。
▶関連記事:車の傷はタッチペンで修理できる?専門業者に依頼するべきケースとは
深いバンパー傷の補修はパテが必要
クリア層だけでなく、カラー層、下地まで傷が入っている場合はパテを使って補修する必要があります。
しかし、コンパウンドやタッチペンとは違い、パテを使った補修の難易度は高く、失敗する可能性も十分に考えられます。
失敗すると、余計に修理代がかかってしまうことにもつながるので、板金修理が得意な方以外は自分で補修するのは控えるようにしましょう。
バンパーの傷をDIYで補修するメリット・デメリット

バンパーの傷をDIY補修するならメリット・デメリットを知っておく必要があります。
メリット | デメリット |
・修理代が安くなる ・好きなタイミングで修理できる ・引き渡しなどの手間がない | ・プロみたいにキレイに修理できない ・失敗する可能性がある ・道具を1から揃えると意外と費用がかかる |
バンパー傷|DIY補修のメリット
バンパーの傷をDIY補修する最大のメリットは、修理代が安くなることです。通常、専門業者に依頼すると、10×10cmの小さなバンパー傷でも20,000~30,000円程度かかります。その点、DIY補修なら必要な道具を揃えるだけなので、高くても5,000円程度。安くバンパー傷を補修したい方には大きなメリットといえます。
また、DIY補修なら自分の好きなタイミングで作業できます。専門業者とのやり取りもないので、ストレスなく補修作業に打ち込めるでしょう。
バンパー傷|DIY補修のデメリット
DIY補修は、修理代の安さや手軽さなどが魅力ですが、デメリットもあります。
たとえば、
・プロみたいにキレイに修理できない
・失敗する可能性がある
・道具を1から揃えると意外と費用がかかる
など。当然ですが、プロと素人では板金修理の技術に差があります。DIY補修は完璧な修理ではなく、あくまで応急処置といったところです。完璧に修理したい場合は専門業者への依頼を検討しましょう。
また、DIY補修は失敗するリスクもあります。とくに、塗装作業は液ダレや色ムラなどが生じやすく、初心者では難易度の高い補修です。キレイに修理したい方や、自信のない方は専門業者に相談することをおすすめします。
バンパー傷の補修|専門業者の修理代相場

バンパーの傷にかかる修理代の相場は専門業者ごとに異なり、それぞれの料金は次のとおりです。
バンパーの擦り傷(10cm以内) | バンパーの擦り傷(20cm以内) | バンパーの擦り傷(20cm以上) | |
ディーラー | 15,000円~25,000円 | 25,000円~35,000円 | 35,000円~ |
カー用品店 | 10,000円~20,000円 | 20,000円~30,000円 | 30,000円~ |
板金業者(※) | 2,480円 | 5,500円 | 7,980円~ |
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まとめ
バンパー傷の補修は自分ですることも可能ですが、カラー層、下地まで傷が入っている場合はプロに任せるようにしましょう。コンパウンドを使った浅いバンパー傷の補修方法など、この記事を参考にしてみてください。
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