車の小傷を修理しないと起こりうる3つのハプニング
2024年01月09日
ちょっと擦った程度の小さな傷…。
あまり目立たないからといって、修理せずに放置している方も多いのではないでしょうか。
しかし、車の小傷も修理しないと大変なことになる可能性があるので油断はできません。
そこで、この記事では
・車につく小傷の種類と原因
・車の小傷を修理しないと起こるハプニング
・小傷の修理方法と修理代
について、詳しく解説していきます。
車に小傷がついて修理するかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
車につく小傷の種類と原因
車のボディには、さまざまな理由で小傷がつくことがあります。
ここでは、バンパー、ボディにつく擦り傷や凹み傷の種類と原因を解説していきます。
バンパーやボディの擦り傷
バンパーやボディに擦り傷がつく主な原因はこちらです。
・ガードレールやブロック塀への接触
・飛び石、縁石乗り上げ
・イタズラ、草木
ガードレールやブロック塀などの障害物は、狭い道の曲がり角などで接触する可能性があります。
少し擦る程度なら傷も小さく済みますが、ブロック塀などは深いガリ傷になることもあるので注意しましょう。
また、厄介なのは飛び石による擦り傷です。
飛び石とは、前を走行している車のタイヤに挟まった小石が飛んでくることを言いますが、飛び石は傷がついたことに気づきにくく、対応が遅れる原因にもつながります。
そのため、高速道路やバイパスなどスピードを出す道を走行した後は、バンパーやボディに傷がないかチェックすることをおすすめします。
バンパーやボディの凹み傷
バンパーやボディに凹み傷がつく主な原因はこちらです。
・軽い接触事故
・イタズラ
・当て逃げ
基本的には接触事故によるものが多いですが、中にはイタズラや当て逃げなどの事案も多発しているので注意が必要です。
イタズラは、酔っ払いや子供が大半を占めるので、車を駐車する際は保護カバーを被せるなどの対策を取るようにしましょう。
車の小傷を修理しないと起こりうる3つのこと
「小傷ならそのまま放置でもいいかな」と思っている方も多いと思いますが、これはとても危険なことです。
ここでは、車の小傷を修理しないとどのようなデメリットがあるのか、起こりうる3つのハプニングについて解説していきます。
1.塗装の剥がれが広がる
車の小傷を放置していると、そこから塗装の剥がれが広がる可能性があります。
塗装が剥がれるとボディがむき出し状態になり、紫外線や雨の影響をダイレクトに受けてしまいます。
もともと、車の塗装はボディを守る役割もあるため、広がらないように早めに修理するのがおすすめです。
2.サビが発生してボディに穴が空く
小傷によって塗装が剥がれると、ボディの保護機能は低下します。
傷がついてすぐは何ともなくても、傷口から水分や汚れが金属部分へ入るとサビが発生し、最悪の場合ボディに穴が空く可能性があります。
小傷といえ、油断せずなるべく早めに修理するようにしましょう。
3.内部の電気系統が損傷していることがある
凹み傷の場合、小さくても内部センサー類などの電気系統に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
電気系統が損傷すると、パワーウィンドウなどの動作に影響が及ぶことがあります。
小さな凹み傷でも、一度専門業者に見てもらうのが無難でしょう。
車の小傷は自分で修理できる?2つのDIY修理方法
車の小傷は、自分で修理できるものもあります。専門業者に修理を依頼すると、小傷でも数万円かかってしまうことがあるので、車の修理に慣れている方は自分で修理する方法も検討しましょう。
薄い小傷の修理方法:コンパウンド
水で濡らすと消える程度の小傷は、コンパウンドがおすすめです。コンパウンドとは、研磨剤のひとつで、傷口を磨くだけで傷を目立たなくできる道具です。
コンパウンドには、粗め・細目・極細などの粒子の種類があり、傷の状態に合わせて使い分ける必要があります。おもな使い分けは、以下のとおりです。
粒子の大きさ | 使用ケース |
粗目 | 下処理に使用 |
細目 | メインとなる傷消しに使用 |
極細 | 最後の仕上げ・ツヤ出しに使用 |
コンパウンドの修理工程は、以下のとおりです。
1. ボディの汚れを水で洗い流し、水分や油分を拭き取ります
2. 傷の状態に合わせたコンパウンドをキレイなスポンジに少量付け、直線的に磨きます(粒子の大きいものから使用する※粗目⇒細目など)
3. 磨き終わったら乾いた布で拭き取る
複数のコンパウンドを使用する際は、粒子に合わせてスポンジを分ける必要があります。基本的には上記3工程なので、初心者の方でも簡単に修理できるでしょう。
線状の小傷の修理方法:タッチペン・スプレー
ひっかいたような線状の小傷には、タッチペンやスプレーがおすすめです。タッチペンは、傷口をピンポイントで補修できるので、線状の傷修理に最適です。ただし、タッチペンの修理は、近づくと修理痕が目立ってしまいます。より、キレイに修理したい場合は、エアータッチスプレーを使用しましょう。
タッチペンの修理工程は、以下のとおりです。
1. ボディに付着した汚れを水洗いでキレイに落とします
2. シリコンオフ(脱脂剤)をスプレーして油分を落とします
3. タッチペンをよく振り、傷口に点を打つように塗っていきます
4. 乾いたら数回に分けて塗り重ね、この工程を2~3回繰り返します
5. 最後に盛り上がった部分をサンドペーパーで磨いて平らにしたら完成です
タッチペンを使用する際は、ボディカラーに合ったものを使用しましょう。特殊な塗装などで、ボディカラーと同じタッチペンがない場合は、特注で作ることも可能です。
車の小傷の修理代の目安
車の小傷修理は、傷の大きさや依頼する専門業者によって大きく異なります。
以下は、バンパーの傷修理にかかる修理代の目安です。
バンパーの擦り傷(10cm以内) | バンパーの擦り傷(20cm以内) | バンパーの擦り傷(20cm以上) | |
ディーラー | 15,000円~25,000円 | 25,000円~35,000円 | 35,000円~ |
カー用品店 | 10,000円~20,000円 | 20,000円~30,000円 | 30,000円~ |
板金業者(※) | 2,480円 | 5,000円 | 5,000円~ |
※弊社の修理代
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まとめ
車の小傷は、障害物への接触やイタズラなど、さまざまな原因でつくことがあります。
そのまま放置している方も多いですが、小傷による塗装剥がれなどはサビ発生の原因にもつながるので油断できません。
また、凹み傷の場合は、内部の電気系統に影響を及ぼしている可能性もあるので注意が必要です。
基本的には、車の小傷は1万円~3万円程度で修理可能ですが、さらに安く修理したい方はムーンショットにご相談ください。
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