クリア層剥げのDIY補修の方法は？業者依頼した場合の料金や実際の事例まで解説！

クリア層が剥げた状態で放置していませんか？クリア層は車の最も表面にあり、ツヤを出したり塗装面を保護したりする役割を果たしています。

剥げたままにしているとダメージが広がり続けるため、早めの対処がおすすめです。できるなら自分の手で補修を行い、費用を安く済ませたいと考えている方は多いですが、実際には可能なのでしょうか？

この記事では、以下のクリア層剥げの補修について役立つ情報をお伝えしていきます。

1.放置する危険性
2.補修する方法
3.業者依頼でかかる費用相場

また最後には、自分での補修は難しい方に向けて、おすすめの依頼業者を実際の補修事例と合わせて紹介します。クリア層剥げへ対処するために、ぜひ参考にしてください。

クリア層の剥げの放置はNG

クリア層が剥げた場所からダメージが広がるため、早めの補修がおすすめです。クリア層はカラー塗装を保護する役割もあり、剥げてしまうと紫外線による影響を受けてしまいます。

その結果、色褪せが悪化したり経年劣化が早まったりして、最終的にボディカラーの再塗装が必要になるケースもあります。ダメージの拡大により、クリア層の剥げを補修する以上のコストをかけないためにも、放置は避けましょう。

クリア層の剥げを自分で補修するための3つのステップ

クリア層の剥げを補修するために、以下のアイテムを準備しましょう。

【準備する物】

・マスキングテープ
・養生シート
・シリコンオフ
・クリア塗装用スプレー
・ぼかし剤

補修の具体的なステップは、以下の3つです。

1.剥がれたクリア層を完全に剥がす
2.新しいクリア層を塗る
3.仕上げをする

1. 剥がれたクリア層を完全に剥がす

まず、クリア層を剥がします。すでに剥がれたクリア層だけでなく周辺も削り、完全に剥がすのがポイントです。

今は剥がれていない部分でも、徐々に剥がれる可能性があるため、同時に塗り直したほうが効率良く補修できます。何度も補修作業をする必要がないように、周辺箇所までしっかりと剥がしておきましょう。

2. 新しいクリア層を塗る

次に、新しいクリア層を塗りましょう。スプレーによる汚れを防ぐため、補修する場所にマスキングテープを貼ります。塗る範囲が広い場合は、養生シートも使うのがおすすめです。

養生後は、シリコンオフで脱脂し、余分な油分を落とすのがポイントです。油分が残るとスプレーを吹きかけても浮いてしまい、きれいに仕上がりません。

3. 仕上げをする

最後に仕上げです。クリア層の塗装が乾く前にぼかし剤をかけ、古い塗料と新しく塗った塗料の境目をなくすと美しく仕上がります。半日〜1日ほどしっかりと自然乾燥させるのがポイントです。

DIY修理が難しいなら業者依頼がおすすめ

DIY修理が難しいなら業者依頼がおすすめです。クリア剥げの補修は自分で行うのが難しい場合も多いです。たとえば以下のとおり。

・クリア剥がれの範囲が広い
・塗装まで劣化が進行している
・色ムラがあり色合わせが難しい

技術の乏しい状態での補修は、見た目が悪化したりクリア剥げが再発が早かったりする可能性があります。また、DIYの道具を揃える手間や、不慣れな作業で想定以上に時間を要する恐れもあります。

確実な仕上がりを求めるなら、業者依頼を検討しましょう。

クリア層の剥げの補修を業者に依頼する場合の料金相場

クリア層の剥がれの補修を業者に依頼した場合の費用相場は以下のとおりです。

修理箇所	修理内容	費用相場	備考
小範囲（10cm以内）	部分塗装＋クリア再塗装	10,000円～30,000円	バンパーやドアの小さな剥がれに対応。
パネル単位（1枚全体）	パネル全体の再塗装	30,000円～70,000円	ドア、フェンダー、ボンネットなど。
複数箇所（広範囲）	全塗装	150,000円～500,000円	車全体の塗装をやり直す場合。

部分塗装＋クリア再塗装

クリア層の剥がれが10cm以内程度の小さな範囲に限られる場合、部分塗装＋クリア再塗装の費用は、10,000〜30,000円が相場です。

主にバンパーやドアなどに生じた小さな剥がれに対応しています。範囲が限定的なため、比較的短時間で修理が完了します。

パネル全体の再塗装

ドア・フェンダー・ボンネットなどのパネル単位での再塗装が必要な場合、費用相場は30,000円〜70,000円程度です。

クリア層の剥がれが広がっていたり、複数箇所に点在していたりすると、部分的な修理よりもパネル全体を塗り直す方が自然な仕上がりになります。車種や使用する塗料の種類によっても価格は変動します。

全塗装

車両全体のクリア層に劣化や剥がれが広範囲に及ぶ場合、全塗装が必要となり、費用相場は150,000円〜500,000円と高額です。

高額な理由は、膨大な作業時間や高品質な塗料代に加え、車両を分解・組立てする手間がかかるためです。また、特殊なカラーや高級車の場合は、さらに費用が上昇します。

クリア層の剥げの補修はムーンショットにお任せ！

クリア層の剥げの補修を考えている方は「ムーンショット」にご相談ください。低価格でありながら、高品質な仕上がりをお約束します。

一般的に補修費用は、バンパー10cm以内でも30,000円程度かかりますが、ムーンショットであれば、ドアパネルで25,000円＋税〜ご案内いたします。費用相場よりも低価格でのサービス提供が可能です。

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ルーフのクリア剥げ補修事例

ムーンショットで対応したクリア剥げの事例です。直射日光を浴び続け、紫外線によってクリア層が劣化している状態だったため、以下の手順で補修しました。

1.表面のクリア層を除去する
2.塗装の下地となるサフェーサーで平滑にする
3.塗装する

クリア剥げを放置すると洗車がしづらかったり、均等に洗えないことで色ムラができたりします。剥げる前にクリアを塗り直しておくとメンテナンスが楽になるので、早めの対処がおすすめです。

修理期間をできるだけ短くしたい梅雨時期でも迅速に対応します。お気軽にご相談ください。

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まとめ

クリア層の剥げは、自分で補修できます。剥がれたクリア層を除去し新しく塗装するだけで終わります。素人でも取り組めるでしょう。

しかし、色ムラができたり、想定以上に時間がかかったりしやすいことから、プロへの依頼がおすすめです。クリア層の剥げは放置するとダメージが拡大するため、できるだけ早く対処しましょう。