追突事故による修理代は請求できる?交通事故の修理代について
2024年05月01日
追突事故によって車が損傷すると、気になるのは修理代ですよね。
とくに、自分が加害者の場合は、高額請求が来るのではないかと不安な方も多いでしょう。
そこで、この記事では、以下のポイントについて詳しく解説していきます。
・追突事故による修理代は請求できるのか
・車の修理代の相場
・車の修理におすすめの専門業者
追突事故で車を損傷させた、もしくは自分の車も損傷して、修理代が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
追突事故による修理代は請求できる?
追突事故に遭い被害者となった場合、相手に損害賠償金として車の修理代を請求することは可能です。
逆に言うと、自分が加害者の場合は、加入している保険会社を通して被害者に修理代を支払うことになります。
また、自分が加害者でありながら自分の車も損傷している場合は、車両保険を適用させて修理代に充てることも可能です。
過失割合によって請求額が変わる
修理代の請求額は、過失割合によって決まります。
例えば、過失割合が7:3で修理代が50万円の場合、請求できる修理代は7割分の35万円で、残りの15万円は自己負担となります。
このように、請求額は過失割合で決まり、過失割合が10:0になることは滅多にありません。
修理代を受け取れないケース
追突事故に遭った際、基本的には修理代を請求して受け取ることが可能ですが、全損の場合は修理代を受け取れません。
全損には、損傷が激しく修理できない「物理的な全損」と、修理はできるが車の時価よりも修理代が高くなる「経済的な全損」の2種類があります。
全損した車の修理代を支払うと”不合理”になってしまうため、代わりに買替費用を受け取ることになります。
買替費用は、中古車の相場などをもとに決められた時価相当が一般的です。
追突事故による車の修理代相場
追突事故によって車が損傷した場合、早急に修理しなければいけません。
しかし、車の修理代は高額になることが多く、パーツや依頼する専門業者によっても大きく異なるので注意しましょう。
ここでは、それぞれのパーツ事の修理代の相場を紹介します。
フレーム
車のフレーム修理は、損傷具合によっても金額は大きく変動し、そこまで損傷がひどくなければ10万円程度で修理できることもあります。
しかし、車のフレーム修理は、フレームだけでなく周囲のパーツの脱着作業なども含まれるため、10万円~100万円程度になることを覚悟しておきましょう。
また、自走できないほどの損傷の場合は100万円を超えることもあるので、注意が必要です。
バンパー
バンパーの擦り傷(10cm以内) | バンパーの擦り傷(20cm以内) | バンパーの擦り傷(20cm以上) | |
ディーラー | 15,000円~25,000円 | 25,000円~35,000円 | 35,000円~ |
カー用品店 | 10,000円~20,000円 | 20,000円~30,000円 | 30,000円~ |
板金業者(※) | 2,480円 | 5,500円 | 7,980円~ |
バンパーの修理代は、ディーラーやカー用品店で1~3万円程度。
板金業者の場合は、1万円以下で修理できることもあります。
ただし、同じバンパーでも、リアバンパーは修理が難しいため、フロントバンパーよりも高額になることがあります。
ドア
ドアの擦り傷(10cm以内) | ドアの擦り傷(20cm以内) | ドアの擦り傷(20cm以上) | |
ディーラー | 35,000円~45,000円 | 45,000円~55,000円 | 55,000円~ |
カー用品店 | 25,000円~35,000円 | 35,000円~45,000円 | 45,000円~ |
板金業者(※) | 27,500円 | 33,000円 | 37,500円~ |
ドアの修理は傷の大きさにもよりますが、2~5万円程度が相場で、損傷がひどく交換になると10万円を超えることもあります。
また、ドアの素材によっては、物理的に修理できないこともあるので注意しましょう。
追突事故で修理代を払えない場合の対処法
追突事故で車が大破した場合は、修理ではなく買い替えを検討するのもひとつです。たとえば、フレーム歪みの修理代は100万円を超えることが多く、中古車を1台購入できる金額です。
・すでに走行距離が長い
・車検が近い
・修理するほどの車ではない
などの場合は、買い替えをおすすめします。ちなみに、中古車販売の場合は故障車を取り扱ってくれませんが、廃車買取業者は引き取ってくれることがあります。一見、ボロボロの車でも数万円で買い取ってもらえることもあるので、廃車にする場合は相談してみてください。
追突事故で車両保険を利用する際の注意点
追突事故による車修理に車両保険の利用を検討している方も多いでしょう。たしかに、車両保険を利用すれば自己負担額が少なくなりますが、デメリットもあります。車両保険を利用する場合はメリットだけでなく、デメリットも考慮して検討しましょう。
翌年の保険料が上がる
車両保険を利用すると、等級が3もしくは1ランクダウンするため翌年の保険料が上がります。車同士の接触事故は3等級ダウンに該当するため、追突事故で車両保険を利用すると3等級ダウンすると考えておきましょう。
そのため、車の修理代によっては車両保険を利用しないほうがお得なケースもあります。車両保険を利用する際は、車の修理代と値上がりする翌年の保険料を天秤にかけて検討することをおすすめします。
買取価格が下がる
車両保険の利用にかかわらず、車を修理すると買取価格が下がる可能性があります。これは、車を修理すると「修復歴者」に該当されるからです。要するに、傷やへこみなどは修理されているが車自体にダメージを負っているため、通常の車よりも価値が下がるということです。
修復歴車になるのは、フレームやピラー、ルーフパネル、トランクフロアなど、車の構造に影響を及ぼすパーツを修理した場合です。そのため、バンパーやドア、フェンダーなどを擦った程度では「修復歴車」にはなりません。その場合は「修理歴車」となりますが、修理歴車は買取査定にほとんど影響しないため心配ありません。
将来的に売却を検討している場合は、車の修理するパーツなどよく検討することをおすすめします。
追突事故による車の修理はムーンショットにお任せ!
追突事故で車が損傷した場合、過失割合によってはいくらか自分で負担しなければなりません。
また、傷が小さい場合は、車両保険を使わずに修理することもあるでしょう。
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まとめ
追突事故によって車が損傷した場合、損害賠償金として相手に修理代を請求することが可能です。
この場合の請求額は事故当時の過失割合によって決まり、修理代が50万円で過失割合が7:3の場合、請求できる金額は7割分の35万円になります。
過失割合によって請求できない分は、自己負担となるので注意が必要です。
車の修理代は、パーツや依頼する専門業者によって異なりますが、安さとスピードを求めるなら板金業者がおすすめです。
中でもムーンショットは、業界屈指の安さでサービスを提供しており、Googleの口コミでも高評価を獲得しています。
車の修理でお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
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