樹脂製バンパーの傷修理!気になる値段やカラードバンパーについて
2024年11月02日
「バンパーに傷が!」「バンパーの傷修理はどうする?」
バンパーは車の前と後ろに装備されているため、傷がつきやすいパーツのひとつでもあります。傷がついたら修理することになりますが、修理する前に樹脂製バンパーについて知っておく必要があります。この記事では、以下の項目について詳しく解説していきます。
・樹脂製バンパーについて
・バンパーの傷修理にかかる値段
・交換と修理どちら合がお得なのか
バンパーに傷がついて、修理するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
バンパーの傷は放置せずに修理が必要
バンパーは傷がつきやすいこともあり、そのまま放置している方も多いと思いますが、なるべく早く修理する必要があります。主な理由は、以下の2つ。
1. 傷が広がる可能性がある
2. 内部搭載部品の損傷の恐れ
バンパーの傷を放置すると、傷口からサビが侵食しどんどん広がってしまう可能性があります。一度サビが侵食するとサビ取りや塗装が大変になるので、早めの対処が必要です。
また、ぱっと見で問題なくても、車の内部に搭載されえちる部品が損傷している可能性も考えられるので注意しましょう。とくに、エンジン周りには重要なパーツが多く配置されているので、バンパー下などに傷がついた場合が要注意です。
バンパーは壊れやすい樹脂で作られている
1970年代までは、バンパーは金属素材で作られていましたが、1980年代以降は樹脂製バンパーが主流になっています。なぜ樹脂製バンパーが主流になったのか、その理由は3つ。
1. 金属よりも衝撃吸収性能が高い
2. 金属よりも柔らかく加工しやすいため、デザイン性が高い
3. 弾力性、柔軟性に優れており、へこみなどの修理がしやすい
バンパーには、事故の際の衝撃をやわらげる緩衝材としても役割があり、樹脂製バンパーは金属製バンパーよりも衝撃吸収性能が高く安全性が確保されています。
また、現在ではポリプロピレン樹脂のバンパーが一般的ですが、ポリプロピレン樹脂は表面の塗装や加工が難しく経年劣化しやすいという特徴があります。このようなデメリットを補うために、ポリプロピレン樹脂バンパーは素材の黒色を採用したり、表面に凹凸をつけることで質を損なわないように工夫されているのです。
無塗装の黒いバンパーとカラードバンパーの違い
樹脂製バンパーには、素材そのままを使用した黒の無塗装バンパーと、ボディカラーと同色塗装したカラードバンパーの2つがあります。バンパーとボディの一体化が進んでいる現代ではカラードバンパーが主流ですが、傷がつくと目立ち、修理費用も高くなるというデメリットもあります。無塗装バンパーが採用されている車は、主に以下の車種です。
・廉価グレードの商用車
・SUV、4WD車
無塗装バンパーはカラードバンパーよりも値段が安いこともあり、ハイエースなどの商用車に採用されていることが多いです。また、無塗装バンパーの傷が目立ちにくいという特徴を生かして、SUVやクロスカントリーなど一部の4WD車にも採用されています。
樹脂製バンパーの傷を安く修理する方法
樹脂製バンパーの傷を安く修理するなら「DIY修理」がおすすめです。DIY修理とは、コンパウンドやタッチペンなどの傷消し道具を使って自分で修理する方法で、専門業者に依頼するよりもかなり安く修理できます。
しかし、DIY修理は費用が安く済む反面、デメリットもあります。
たとえば、
・キレイに修理できない
・余計に傷が目立ってしまう
・慣れていない作業で時間がかかる
など。単純作業とはいえ、慣れていないと時間もかかり、仕上がりのクオリティも下がってしまいます。DIY修理はあくまで「応急処置」であることも頭に入れておきましょう。
樹脂製バンパーの傷をDIY修理する方法は、カラードバンパーと無塗装バンパーで少し異なります。それぞれに適した修理方法について紹介していきます。
カラードバンパーの修理方法
樹脂製バンパーの傷は、コンパウンドとパテを使った修理が一般的です。コンパウンドで傷口を研磨し、削れた部分をパテで埋めて塗装を施す。基本的には、この手順でバンパー傷を修理できます。
また、樹脂製バンパーがへこんでいる場合は、ドライヤーなどで熱したあとに裏側から押すことでへこみを戻すことが可能です。これは、樹脂製バンパーの弾力性や復元性の高さを用いた方法で、費用をかけずに修理できるのでおすすめです。
ただし、カラードバンパーの修理でパテや塗装を施す場合は注意が必要です。パテや塗装は初心者では扱いが難しく、失敗のリスクが高いもの。色ムラや液ダレはもちろん、パテ埋めに失敗すると余計に修理代は高くなります。余計な費用や時間を使いたくない方は、はじめから専門業者に依頼することをおすすめします。
無塗装バンパーの修理方法
無塗装バンパーの傷修理は、コンパウンドで傷口を磨くと余計に傷が目立ってしまいます。そのため、黒色の無塗装バンパーの修理には傷消しワックスなどがおすすめです。傷消しワックスは簡単に傷を目立たなくでき、且つ、ツヤ出し効果も期待できるため一石二鳥です。
ただし、傷消しワックスはあくまで「傷を目立たなくするもの」であり、完全に修理できるものではありません。完全に修理したい場合は、専門業者に依頼するか、バンパーの交換を検討しましょう。
バンパーの傷修理の値段
バンパーの傷修理にかかる修理代の値段は、傷の大きさや依頼する専門業者によって大きく異なります。以下は、バンパーの傷修理にかかる修理代の目安です。
バンパーの擦り傷(10cm以内) | バンパーの擦り傷(20cm以内) | バンパーの擦り傷(20cm以上) | |
ディーラー | 15,000円~25,000円 | 25,000円~35,000円 | 35,000円~ |
カー用品店 | 10,000円~20,000円 | 20,000円~30,000円 | 30,000円~ |
板金業者(※) | 2,480円 | 5,500円 | 7,980円~ |
※弊社「ムーンショット」の修理代。料金相場は弊社調べ
バンパー交換と板金修理のどちらが得?
バンパーの損傷が大きい場合、修理ではなく交換を検討することもあるでしょう。通常の板金修理であれば高くても5万円程度、リアバンパーになると7万円程度かかる見込みです。
しかし、バンパーの交換となると、新品パーツを取り寄せ、塗装する必要があるので修理代は10万円を超える可能性もあります。安さを求めるなら交換ではなく板金修理がお得ですが、同じカラーの中古パーツがあれば安く交換できることもあるので、一度専門業者に相談するのが良いでしょう。
バンパーの傷を見つけたら、まずは修理見積りを
バンパーの傷を発見したら、まずは修理見積りを取りましょう。ムーンショットではスマホで簡単修理見積りを取ることが可能で、写真を送信するだけなので、すぐに見積り結果が欲しいという方におすすめ。
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まとめ
1970年代頃まで金属素材が一般的だったバンパーも、1980年代以降は加工がしやすく衝撃吸収性能の高い樹脂製バンパーに様変わりしてきました。
樹脂製バンパーには、素材そのままの無塗装バンパーとカラードバンパーの2種類があり、一部の商用車やSUV、4WD車で無塗装バンパーが採用されています。
バンパーの傷修理にかかる修理代の相場は1万円~3万円程度で、傷の状況や車種によっては5万円以上かかることもあります。どれくらいの値段になるのか気になる方は、ムーンショットのスマホ簡単見積りをご利用ください。
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