飛び石の傷は「気にしない」では済まない？修理方法や費用解説

「飛び石が当たって車が傷ついた」
「飛び石の傷を修理したいけど、どうすればいいの？」
車を運転していると、飛び石によって車に傷がつくこともありますよね。
傷がつくと修理するのが一般的ですが、中にはそのまま放置している方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では
・パーツ別の飛び石の特徴
・飛び石による傷の修理方法
・飛び石の傷修理にかかる修理代の目安
について、詳しく解説していきます。
飛び石による傷がついた方は、修理方法や修理代の目安など、参考にしてみてください。

車のパーツ別｜飛び石の傷の特徴

飛び石による傷の特徴は、パーツ事で少し異なります。
一般的に飛び石の影響を受けやすい
・ボディ、ボンネット
・バンパー
・フロントガラス
について、それぞれ解説していきます。

ボディやボンネット

小さな飛び石による傷は気づきづらいケースもありますが、そのまま放置しているとサビや水垢の原因になるので早急な修理が必要です。
車のボディやボンネットを頻繁に確認することは少ないと思うので、洗車のタイミングなどに飛び石による傷がないか確認するようにしましょう。

バンパー

飛び石は前を走行している車から飛んでくるので、バンパーがもっとも影響を受けやすいパーツといえます。
バンパーにつく飛び石の傷は小さなピンホールのような傷になることが多く、場合によっては塗装が剥がれる可能性もあるので注意が必要です。

フロントガラス

飛び石によってフロントガラスにひびが入った場合は、必ず修理しましょう。
理由は2つあり、1つはフロントガラスにひびが入っていると車検に通らない可能性が高くなります。
法令では視界が良好であればフロントガラスにひびが入っていても車検は通りますが、この判断基準は整備工場によって異なる場合があります。
多くの整備工場では、フロントガラスにひびがあれば車検に通らないので注意が必要です。
また、フロントガラスのひびは売却の査定時に2～7万円程度のマイナス評価になることもあるので、頭に入れておきましょう。

飛び石の傷の修理方法

飛び石の傷を放置していると、さまざまな影響があるので早急な修理が必要です。
主な修理方法は
・DIY修理
・プロに修理依頼
の2パターンです。

DIY修理できる場合

小さな飛び石の傷は、自分でDIY修理することが可能です。
傷口を確認して塗装が剥がれてなければコンパウンドやワックスなどでも修理可能ですが、塗装が剥がれている場合はタッチペンを使用するのがおすすめです。
タッチペンを使用する場合は、車体を水洗いし、シリコンオフでしっかり脱脂してから作業するようにしましょう。

プロに修理依頼が必要な場合

飛び石による傷が大きい場合や、下地が見えている深い傷の場合はプロである専門業者に依頼するのがおすすめです。
タッチペンやスプレーを使用すればDIYでも修理することは可能ですが、満足のいく仕上がりにならずガッカリする結果になる可能性が高いです。
また、塗装は失敗してしまうと目立って余計にカッコ悪くなってしまう可能性もあるので、失敗したくない場合や自信がない場合はプロに依頼するようにしましょう。

飛び石の傷の修理代目安

修理代目安は、修理するパーツ、傷の大きさ、依頼する専門業者によって大きく異なります。
一般的に車の修理を依頼できる、ディーラー、カー用品店、板金業者の3つを比較して見て行きましょう。
【ボディの修理代】

	ボディ擦り傷（10cm以内）	ボディ擦り傷（20cm以内）	ボディ擦り傷（20cm以上）
ディーラー	35,000円～45,000円	45,000円～55,000円	55,000円～
カー用品店	25,000円～35,000円	35,000円～45,000円	45,000円～
板金業者（※）	20,000円	25,000円	30,000円～

※弊社の修理代

※各修理代：弊社調べ

【バンパーの修理代】

	バンパーの擦り傷（10cm以内）	バンパーの擦り傷（20cm以内）	バンパーの擦り傷（20cm以上）
ディーラー	15,000円～25,000円	25,000円～35,000円	35,000円～
カー用品店	10,000円～20,000円	20,000円～30,000円	30,000円～
板金業者（※）	2,480円	5,000円	5,000円～

※弊社の修理代

※各修理代：弊社調べ

飛び石による修理は、ディーラーに依頼すれば10㎝以内の小さな傷でも1万円以上かかることがある、傷の大きさによっては3万円～5万円程度かかることもあります。
その点、板金業者は比較的修理代が安く気軽に依頼できるので、一度相談してみるのも良いでしょう。
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まとめ

飛び石による傷は、そのまま放置しているとサビや水垢の原因になるので早急な修理が必要です。
基本的に、小さな傷であればタッチペンなどを使ってDIYで修理することも可能ですが、傷が大きい場合や下地が見えている深い傷の場合は、DIYでの修理はリスクが大きいのでプロに依頼するのが賢明です。
また、専門業者には、ディーラー、カー用品店、板金業者とありますが、修理代を安くしたい場合は信頼できる板金業者を探すことをおすすめします。
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