車の大きなへこみ傷の修理代は？費用相場や業者に依頼すべき基準を詳しく解説

車に大きなへこみ傷ができてしまい、修理代の相場が気になる方はいませんか？

本記事では、車の大きなへこみ傷の修理代の相場や、業者に依頼したほうが良いケースについて解説します。

また、記事の最後では、車のへこみ修理におすすめの格安板金業者もご紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

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車の大きなへこみ傷の修理代相場を詳しく解説

車のへこみ傷を業者に依頼して直す場合の料金相場を、バンパーとボディに分けて解説します。

以下では、傷の大きさ別・業者別に料金を比較しています。

バンパーのへこみ傷の修理代

	バンパーのへこみ（10cm以内）	バンパーのへこみ（20cm以内）	バンパーのへこみ（20cm以上）
ディーラー	25,000円～35,000円	35,000円～45,000円	45,000円～
カー用品店	20,000円～	30,000円～	40,000円～
板金業者（※）	16,500円	22,000円	27,500円～

バンパーのへこみ傷の修理代は、20cm以下であれば約2万円〜ですが、20cmを超えると約5万円以上かかるでしょう。

また、ディーラーやカー用品店などで修理を依頼すると、費用が割高になる傾向があります。

ボディのへこみ傷の修理代

	ボディのへこみ（10cm以内）	ボディのへこみ（20cm以内）	ボディのへこみ（20cm以上）
ディーラー	60,000円～	70,000円～	80,000円～
カー用品店	40,000円～	50,000円～	60,000円～
板金業者（※）	33,000円	44,000円	55,000円～

ボディのへこみ傷の修理は、バンパーの場合に比べて全体的に修理代が高くなる傾向にあります。

また、へこみ傷ができた場所や大きさによっても料金は変わります。

20cm以上の大きなへこみ傷の場合、8万円以上するケースもあるため、修理代を抑えたい方には、板金業者がおすすめです。

車のへこみ傷を自分で修理する方法4選

車のへこみ傷を自分で修理する方法は、主に4つです。

1.専用の修理キットで直す

カー用品店やECサイトなどは、車のへこみ修理専用のキットを販売しています。

1,000円程度で購入可能なため、コストを抑えられる点がメリットです。

しかし、修理に慣れていない場合、わずかなへこみ傷が残ったり、修理したはずのへこみが戻ったりするリスクがあります。

2.ドライヤーや冷却スプレーで直す

車のボディなどは樹脂製のパーツのため、ドライヤーで熱したあとに冷却スプレーで一気に冷やすと、へこみが戻ることがあります。

ただし、これは小さいへこみ傷の場合に有効な手段です。

また、何度も熱して冷やすことを繰り返すと、パーツが変形してしまうリスクがあります。

3.ハンマーなどで叩いて直す

ハンマーなどを使って、へこんだパーツの裏側を叩いて直すのも一案です。

ただし、ハンマーなどが入るスペースでなければ修理ができないため、すべてのへこみ傷に適用できるわけではありません。

また、力加減なども難しいため、初心者にはおすすめできない方法です。

4.パテ盛りと塗装で直す（上級者向け）

へこみ部分にパテを盛って、乾燥させたのちにヤスリで整えて塗装する方法があります。

しかし、プロの業者が行うレベルの高い方法のため、自分で修理をしたことのない方は控えましょう。

失敗すると、色ムラができたり塗装が剥がれたりする可能性もあります。

車のへこみ傷が大きい場合は業者へ依頼しよう

車のへこみ傷が大きい場合、自分で修理するハードルは高いです。

傷の状態を悪化させるリスクもあるため、10cmを超えるへこみ傷の場合は、最初から業者に修理を依頼したほうが良いでしょう。

とくに大きなへこみ傷や塗装に損傷がある場合、プロの技術や設備が求められます。

専門業者に依頼すれば、確実な修理と美しい仕上がりに期待できるだけではなく、車の価値を維持できます。

車のへこみ傷の修理を業者に依頼する3つの基準

車のへこみ傷の修理を、DIYではなく業者に依頼すべき3つの基準を解説します。

1. へこみ傷の大きさと深さ

へこみ傷の大きさが10cm以上、または深さが目立つ場合は、専門業者への依頼がおすすめです。

大きなへこみ傷の修理には、特殊な工具や技術が必要だからです。

DIYで修理すると、かえって症状を悪化させる危険性があります。

また、深いへこみ傷の場合、車体の安全性にも影響を与えている可能性があるため、プロの目で確認してもらうのが安心です。

2. へこみ傷の位置と影響範囲

へこみ傷がドアやフェンダーの端部、または複数のパネルにまたがっている場合は、専門業者に依頼しましょう。

これらの部分は修理がとくに難しく、高度な技術と経験が求められます。

また、へこみ傷の周辺にセンサーや電装品がある場合も、専門業者による修理が必要です。

近年の車は、高度な電子制御システムを採用しているケースが多く、誤った修理は故障の原因になりかねません。

3. 塗装の状態と修理後の仕上がり

へこみ傷の修理には、塗装の補修が必要になる場合が多く、DIYでの修理の難易度が上がります。

とくに高級車や外車など、特殊な塗装が施されている車両は、DIYでの修理は困難です。

色合わせや仕上がりの品質を保つためにも、専門業者に依頼しましょう。

車のへこみ傷を放置すると危険な3つの理由

車のへこみ傷が小さな場合、問題ないと判断し放置してしまう方は多いです。

しかし、へこみ傷の放置は、車にとって致命的なダメージになりかねません。

へこみ傷を放置することで起こりうる3つの危険性を解説します。

1. サビの発生による車体の劣化

車のボディは鉄製で、通常は塗装によって保護されていますが、へこみ傷によって剥がれるとサビが発生します。

雨天時や冬季の融雪剤との接触により、サビの進行は加速しやすいです。

一度、サビが発生すると、徐々に範囲が広がり、最終的にはボディに穴が開いてしまう場合もあります。

サビが進行すると、修理代も大幅に増加しかねません。

2. 走行時の安全性低下

バンパーやフェンダーなどに大きなへこみ傷ができると、車の走行時の安全性が低下し、危険です。

近年の車には多くのセンサー類が搭載されており、一見小さなへこみ傷でも、位置によっては内部のセンサーやシステムに重大な影響を及ぼします。

不具合を無視して走行を続けると、以下のような運転補助システムが正常に機能せず、事故のリスクが高まります。

・自動ブレーキ装置
・急発進防止装置
・障害物感知装置

3. 修理代の高騰

へこみ傷を放置すると、修理代が高額になってしまう可能性があります。

とくにバンパーの損傷は要注意です。

バンパーが劣化して白化現象が起きると修理が困難になり、交換が必要になる場合もあります。

国産車でも、交換費用が10万円近くかかるケースがあり、修理代が高騰します。

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まとめ

車のバンパーやボディなどの大きなへこみ傷の修理には、5万円以上かかると予想されます。

市販の修理キットやハンマーなどを使い、DIYすると修理代を抑えられますが、簡単ではありません。

無理に修理をすると、傷が悪化したり安全性が低下したりするリスクがあります。

そのため、車の大きなへこみ傷の修理は、プロの業者に依頼するのが賢明です。

「自分で修理するのはハードルが高すぎる」「なるべく安く修理したい」という方は、ぜひムーンショットにお気軽にご相談ください。