車の屋根の塗装剥がれはいくらで直る?クリア剥げ・下地・サビで変わる修理料金
2026年08月10日

車の屋根の塗装剥がれは、どこまで剥がれているかで料金がはっきり変わります。
クリア層だけの薄い剥がれなら部分的な塗り直しで済み、下地や鉄板まで出ていると屋根1面をまるごと塗り直すことになります。
屋根は水平で紫外線や雨を受け続けるため、劣化が点ではなく面で広がりやすいからです。
板金塗装店では、ルーフの部分塗装を2万円台後半から受けているところもあります。
この記事では、剥がれの見分け方と料金の目安、車両保険が使えるかどうかまでを整理します。
屋根の塗装剥がれは「深さ」で直し方と料金が変わる

同じ「剥がれ」でも、表面のクリア層だけがやられているのか、その下の色の層や鉄板まで届いているのかで、必要な作業がまるで変わります。
まずは自分の車がどの段階なのかを見ておくと、見積もりの金額にも納得しやすくなります。
クリア層だけが白く濁っている・めくれている(部分塗装で直せる)
車の塗装は、鉄板の上に下地・色・クリアの順で層になっています。
一番上のクリア層は紫外線を受け止める役割を担っているので、とくに傷みやすいです。
- 白っぽく濁って見える
- うろこ状にペリペリとめくれている
- 触るとザラつくものの色そのものは残っている
この状態なら、傷んだ範囲を研いで塗り直す部分塗装で対応できます。
下地や銀色の鉄板が見えている(屋根1面の塗り直しになる)
剥がれた部分から白っぽいグレー(下地)や、銀色の金属面がのぞいている場合は、色の層まで失われています。
この段階まで進むと、部分的な塗り直しでは境目が目立ちやすく、屋根1面をまるごと塗り直す方法が現実的です。
面積が広くなるぶん、料金も上がります。
剥がれた部分にサビが出ている(早く直すほど費用は抑えられる)
鉄板がむき出しになったまま雨に濡れる状態が続くと、サビが出ます。
サビは表面をこすっても内側に残るため、進行すると鉄板ごと削って板金するか、パネルを交換するかという話になります。
茶色い点が出はじめた程度なら、サビを落として塗り直せば収まることが多いでしょう。
指で押すとベコッとへこむ、穴が空きかけているという場合は、交換を含めた見積もりになります。
見分けがつきにくいのが、クリア層だけなのか色の層まで届いているのかの境目です。
薄暗い場所では判別しづらく、洗車で濡らすと一時的に見えなくなることもあります。
ムーンショットなら、写真を1枚送っていただければ、どの段階かをこちらで判断してお伝えできます。
部分塗装・屋根全体・交換で修理料金はどれくらい違う?

ここからは金額の目安です。
実際の料金は剥がれの範囲、車種、塗装の種類で変わるため、あくまで判断のための目安として見ていただければと思います。
部分的な剥がれなら小範囲で2万円〜
塗装の剥がれが部分的な場合は、比較的安価で修理できます。
修理料金の目安は、小範囲なら2万円台〜、ルーフ1面に近い範囲なら4万〜14万円程度です。
依頼先によって金額の幅は異なります。
ルーフの部分塗装について、依頼先別の目安を並べると次のようになります。
| ルーフ|部分塗装(10cm以内) | ルーフ|部分塗装(20cm以内) | ルーフ|部分塗装(20cm以上) | |
| ディーラー | ¥70,000〜¥90,000 | ¥90,000〜¥140,000 | ¥140,000〜 |
| カー用品店 | ¥65,000〜¥80,000 | ¥80,000〜¥105,000 | ¥105,000〜 |
| 板金業者 | ¥50,000〜¥70,000 | ¥70,000〜¥90,000 | ¥90,000〜 |
| ムーンショット | ¥27,500〜 | ¥38,500〜 | ¥49,500〜 |
ムーンショットの場合、ルーフの部分塗装は10cm以内で27,500円(税込)から承っています。
屋根全体の塗り直しは7万〜20万円程度
屋根全体の塗装が剥がれている場合、屋根全体の再塗装が必要となります。
面積の広さや色などにもよりますが、修理料金の目安は7万〜20万円程度となるでしょう。
屋根は面積が広いうえ、塗り分けの境目を作れる場所が限られます。
そのため、剥がれているのが一部でも、結果的に1面を塗り直したほうが仕上がりがよく金額が抑えられるケースがあります。
交換が必要だと10万円台〜100万円近くになることも
塗装が剥がれているだけでなく、サビや腐食が進行している場合は、屋根の交換が必要になる可能性があります。
かかる費用は車種によって異なりますが、10万円程度で済むこともあれば、100万円程度の費用がかかることもあるでしょう。
また、屋根の交換には大規模な作業が必要となるため、信頼できる業者に依頼することが大切です。
屋根以外も色あせているなら、全塗装という選択肢も
屋根の剥がれに気づいたタイミングで、ボンネットや肩まわりも同じように色あせていることがあります。
同じ年数ぶん紫外線を浴びているので、自然な流れです。
この場合、屋根だけを直しても、そこだけ色が新しくなって浮いて見えることがあります。
全体を塗り直す全塗装(オールペイント)は、依頼先によりますが20万〜50万円程度です。
ただし、ディーラーの場合は、さらに高くなる可能性があります。
ムーンショットでは同色の全塗装を軽・小型車25万円、普通車30万円、大型車35万円から承っています(いずれも税抜/外側のみ・部品脱着なし)。
見積もりが想定より高くなるのはどんなとき?

見積もりを取ったら思ったより高かった、というケースには理由があります。
おもに次の3つです。
メタリック・パールなど、色合わせが難しい塗装のとき
特殊な塗装を施している場合は、塗装費用が高額になります。
特殊な塗装とは、高級感や立体感のある「メタリック塗装」や上品な光沢をもつ「パール(マイカ)塗装」、さらには角度で色が変わる「マジョーラ塗装」などが挙げられます。
これらの塗装は、使用される材料費や入手コスト・人件費などが高いため、高額費用になりやすいです。
自分の車がどの塗装なのかがわからない場合は、近くの板金塗装店で見てもらうと確実です。
塗装の下でサビや腐食が進んでいるとき
屋根の塗装剥がれだけでなく、内部構造まで損傷している場合は高額費用になります。
塗装剥がれによって生じた内部のサビなども対象です。
車の屋根は見えづらいため、内部のサビや損傷などに気づきにくいものです。
塗装が剥がれているだけと思っていたら「実は内部も損傷していた」ということは珍しくありません。
見積もり額に納得がいかないときは、内部の損傷の有無を聞いてみると理由がはっきりします。
屋根に傷やへこみも一緒にあるとき
塗装剥がれ以外に、車の屋根に傷やへこみが生じている場合は高額費用になる可能性があります。
とくに、車の屋根は修理作業が困難です。
そのため、工賃が割増になることもあります。
屋根から先に塗装が剥がれるのは、紫外線と汚れが集中するから

車の屋根が剥がれてしまう主な原因としては、以下のようなものが考えられます。
- 紫外線による劣化
- 鳥のフンや黄砂などの汚れ
- 水滴の放置
- 飛び石によるダメージ
直射日光を浴び続けると、屋根の塗装が劣化し、色褪せたり、ひび割れたりすることがあります。
また、鳥のフンや黄砂などの汚れには酸性の成分が含まれており、放置すると塗装面にダメージを与えてしまうため、注意が必要です。
さらに、飛び石や落下物などによる物理的なダメージで塗装が剥がれてしまうこともあります。
屋根が他の部位より早く傷むのは、水平面だからです。
ボディの側面と違って日差しがまっすぐ当たり、雨も汚れも流れ落ちずに留まります。
青空駐車の車で屋根から先に色あせが出るのは、このためです。
DIYで直せる剥がれ/プロに任せたほうがよい剥がれ

DIYで直せるかどうかは、剥がれの大きさで線を引くとわかりやすくなります。
1cm程度の飛び石跡ならタッチアップペンで応急処置できる
小さな剥がれであれば、タッチアップペンやスプレーなどを使用してのDIY修理も可能です。
【タッチアップペンでの塗装剥がれの修理方法】
- 修理箇所周辺を洗い、汚れを落とす
- シリコンオフをスプレーし、油分を取り除く
- タッチアップペンで点を打つように塗料を塗っていく
- 完全に乾くまで待つ
近くで見れば跡は残りますが、鉄板がむき出しのまま雨ざらしになる状態は避けられます。
サビの進行を止める応急処置として有効です。
手のひらより広い剥がれ・屋根全体の色あせは色ムラが出やすい
範囲が広くなるほど、DIYでは色ムラが起こる可能性が高くなります。
とくに屋根は上から見下ろす角度になるため、塗った跡がそのまま目に入ります。
さらに、屋根は脚立に乗って手を伸ばす姿勢になり、スプレーを均一に動かしにくい場所です。
仕上がりを重視する場合はプロへの依頼がおすすめです。
車両保険が「使える」剥がれ/「使えない」剥がれ

車の屋根の塗装剥がれに自動車保険の適用を検討している方も多いでしょう。
しかし、状況によっては、自動車保険を適用できないケースがあります。
ここでは、適用できるケースとできないケースを分けて見ていきます。
台風・雹などの自然災害によるもの(使える)
自動車保険を適用できるケースは、おもに以下の2つです。
- 台風、竜巻などの自然災害によるもの
- 雹(ひょう)、霰(あられ)などの天候によるもの
基本的に、自然災害による塗装剥がれの場合は自動車保険を適用できます。
ただし、自然災害といっても、地震や津波などは適用範囲外の可能性が高いので注意しましょう。
自動車保険の補償範囲は、以下の記事も参考にしてみてください。
▶関連記事:車をぶつけた修理代に保険は使える?修理代も保険料も安く抑えるコツ
経年劣化・紫外線によるもの(使えない)
経年劣化による塗装剥がれには、自動車保険は適用できません。
たとえば、日常使いによる塗装剥がれや紫外線・酸性雨による塗装剥がれなどです。
自動車保険を適用できるのは、交通事故や自然災害による場合と考えておくとよいでしょう。
屋根の色あせや白濁は経年劣化にあたることがほとんどなので、自費修理になる前提で金額を見ておくと安心です。
詳しい補償範囲は加入している保険会社に確認してみてください。
保険が使えても、自費で直したほうが安く済むことがある

台風や雹による剥がれで保険が使える場合でも、必ずしも使ったほうが得とは限りません。
車両保険に加入している場合、修理費用を保険で賄うのもひとつの方法です。
ただし、保険を使用すると翌年の契約の等級が下がり、保険料が上がる可能性があるため、注意が必要です。
また、免責金額が設定されている場合、免責金額を上回る部分しか保険金が支払われないため、保険を使うメリットが少なくなります。
たとえば修理費用が7万円、免責金額が5万円なら、受け取れるのは差額の2万円です。
そのために今後の保険料が上がるなら、自費で払ったほうが安く収まるかもしれません。
保険を使うべきかどうかは、契約内容と保険料の値上がり幅を確認したうえで判断するとよさそうです。
そのため、実際の修理費がいくらになるかを知るためにも、まずは見積もりを依頼するのがおすすめです。
ムーンショットでは保険を使った修理にも対応しているので、自費と保険それぞれの金額を見比べたうえで決めていただけます。
修理料金を抑えるためにできること

剥がれを見つけたら早めに直す
塗装剥がれを放置すると、剥がれた部分から水分や汚れが入り込み、サビや腐食が進行する可能性があります。
屋根は、とくに紫外線や雨の影響を受けやすい部位です。
修理が必要な範囲が広くなると、その分修理費用も高くなるため、塗装剥がれを見つけたら、できるだけ早めに直しておくと結果的に安く収まります。
板金塗装を専門にしている店で見積もりを取る
修理にかかる料金は業者によって異なるため、複数の見積もりを比べてみると相場感がつかめます。
とくに、ディーラーでの修理は費用が高くなりがちなため、修理料金を抑えたい方には板金塗装店への依頼がおすすめです。
板金塗装店は、地域密着型の営業をしている「街の車屋さん」で、優れた修理技術を持ち、安価で修理対応しているケースが多いです。
屋根の塗装は、頼む店で仕上がりの差が出やすい
屋根の塗装が他の部位と違うのは、上から見下ろされる面だという点です。
ドアやバンパーは横から見るので光の当たり方が限られますが、屋根は空を映し込みます。
そのため、わずかな色のずれや塗装面の波打ちが、真上からの光でそのまま浮かび上がります。
とくに難しいのが色合わせです。
新車のときと同じ色番号の塗料を使っても、何年も紫外線を浴びた車体は少しずつ色が変わっています。
塗料をそのまま吹けば、屋根だけ新品の色になって境目がはっきり出てしまいます。
そのため、退色した現状の色に合わせて微調整した塗料を作り、隣の面に向かって少しずつ薄く重ねる「ぼかし」で境目を消す作業が必要です。
ムーンショットは、この調色とぼかしの精度にこだわって施工しています。
車種やボディカラーによる割増料金はなく、メタリックでもパールでも同じ料金設定です。
車の屋根の塗装剥がれ修理はムーンショットにお任せください!

「車の屋根の塗装が剥がれてしまい、一刻も早く修理したい」という方は、埼玉県所沢市の板金業者、ムーンショットにお任せください。
Googleの口コミは高評価をいただいており、仕上がりについての声も多く寄せられています。
なお、屋根の剥がれは写真を撮りにくい場所ですが、うまく撮るコツがあります。
- スマートフォンを頭の上に掲げて画面を見ずにシャッターを切る
- 脚立や2階の窓から見下ろす
- 隣に停まっている背の高い車のミラー越しに撮る
剥がれの横に手のひらや小銭を置いて撮っていただくと、大きさが伝わって金額の精度も上がります。
見積もりは無料で、氏名や電話番号などの入力は必要なく、金額だけ知りたいという段階でも構いません。


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よくある質問
Q. 車の天井の塗装が剥がれたら、費用はいくらくらいですか?
剥がれの範囲と深さによります。
クリア層だけの部分的な剥がれなら、小範囲で2万円〜です。
屋根1面を塗り直す場合は7万〜20万円程度が目安になります。
サビが出ている場合は、サビの除去や板金の作業が加わります。
▶︎関連記事:車のルーフ(屋根・天井)塗装の料金相場はいくら?費用を安く抑える方法も解説
Q. 屋根だけを塗り直して、周りの色と合いますか?
現状の色に合わせて塗料を調色するため、合わせられる可能性が高いです。
新車時の色番号どおりに吹くと退色した周囲と差が出るので、実車の色を見ながら微調整したうえで、境目をぼかして仕上げます。
この工程を省くと仕上がりの満足度が下がる可能性があります。
そのため、見積もりの際に調色の方法を聞いてみると判断材料になるでしょう。
Q. 修理のあいだ、代車は借りられますか?
代車を用意している店もあります。
ムーンショットでは、11,000円(税込)以上の修理では無料でお使いいただけます。
まとめ

車の屋根の塗装剥がれは、クリア層だけなのか、下地や鉄板まで届いているのか、サビが出ているのかで、直し方も料金も変わります。
放置するほど範囲が広がって費用が上がるので、気づいた段階で金額だけでも確認しておくと判断しやすくなるでしょう。
経年劣化による剥がれには車両保険が使えないため、多くの場合は自費修理が必要です。
だからこそ、料金と仕上がりの両方を見て依頼先を選ぶ意味があります。
ムーンショットでは、写真を送るだけで無料の見積もりをお出ししていますので、直すかどうか迷っている段階でもお気軽にご利用ください。
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